◆相関関係などなど◆
第9回 相関関係などなど
相関係数
2種類の量(X,Y)の間に直線的な関係があるかを調べる上で、相関係数は便利な尺度である。 相関係数は-1から+1までの値をとる。 XとYの間に、右上がりの直線相関がある場合は+1、右下がりの直線相関がある場合は-1、直線相関がない場合は0になる。 Excelでは CORREL関数により求めることができる。
データ1(右上がりの例) データ2(右下がりの例) データ3(相関がない例)
さらに詳しい説明は、こちらへ
アイスクリーム屋さんで学ぶ統計学
http://kogolab.chillout.jp/elearn/icecream/index.html
種々の統計量と相関係数
http://brain.cc.kogakuin.ac.jp/~kanamaru/lecture/office2007/excel13.html
近似曲線の書き方
http://brain.cc.kogakuin.ac.jp/~kanamaru/lecture/office2007/excel15.html
課題
関東全体のファイルの新しいシートに次の問題を解きなさい。
次のデータは、19人の大学生について、入学試験の点数と、入学後の学業成績(GPA:4点満点)を調べたものである。
(1) データをExcelに入力しなさい。
(2) 散布図を描きなさい。
(3) 散布図からどのようなことが読みとれるかを文章で書きなさい。
表 入学試験の点数と学業成績
(4) 相関係数を求めなさい。
(5) 相関係数からどのようなことが言えるかを文章で書きなさい。