◆Excel~数式 Vol.2~◆
第4回 Excel ~数式 Vol.2~
1.数式の書き方
数式を記入するセルをクリックする。
「数式バー」または、「セル」に数式を打ち込み、Enterを押す。
数式の文法(その1)
1. 数式はすべて「半角」で記入する。
2. 先頭は、 = (イコール)で始める。
3. 四則演算は、+ - * / を使う。
4. べき乗は、^ を使う。
5. 「かっこ」は、何重になっても小括弧 ( ) を使う。
6. 他のセルの数値を参照するときは、A5 のように列と行を組み合わせる。
7. セル名は大文字(A5) でも小文字(a5)でもよい。
8. 他のセルの参照は、そのセルをクリックしても指定できる。
計算結果(値)は、そのセルに表示される。実際に記憶されているのは「数式」の方であり、「数式バー」に表示される。
※他のセルを参照しているとき、そのセルの内容を変更すると、自動的に再計算される。
2.数式のオートフィル
Excelにはオートフィルという便利な機能がある。隣り合っているセルに対して、数式をオートフィルすると、数式を規則的に自動記入することができる(セルの相対参照。
コピー元のセルを選択し、右下の■部分にマウスポインタを移動させると、+型のポインタ(フィルハンドル)に変化する。
貼り付けたいセルまで、ドラッグで移動する。
(参考)数式のコピー&ペースト(貼り付け)
コピー&ペーストでもオートフィルと同じことができる。ただし、コピー&ペーストでは、セルが隣り合っていなくても貼り付けられる、形式を選択して貼り付けられる、などの特長がある。
コピー元のセルをクリックして選択する。
「右クリック」して、「コピー」をクリックする。(「編集」→「コピー」でもよい。)
コピー先のセルをクリックして選択する。
「右クリック」して、「貼り付け」をクリックする。(「編集」→「コピー」でもよい。)
注意事項
貼り付けられるのは、「値」ではなく「数式」である。
「値」を貼り付けたい場合は「編集」→「形式を選択して貼り付け」→「値」とする。 ただし、値を貼り付けた場合、再計算はされないから注意を要する。
参照しているセルは、コピー&ペーストを行っている当該セルからの「相対位置」により自動的に変更される。
3.数式~応用編~
4.課題(作成中)
『生まれた月と日の数字を足して、それを3倍してください。
そしてその結果に生まれた日の数字の10倍を加えてください。
いくつになりましたか?』
実は、ある計算をすることで、この数字から誕生日を当てることができる!
ヒントは、13と3という数字をうまく利用すること。
今日は、EXCELを用いて、そのシステムを作ってみよう。
1. Sheet 2に下記の表を作成せよ。
※ 1. その際、該当する計算式をセル参照で入力すること。
2. 下記の生まれた月と日は、八島高将のものであるので、各々自分の生まれた月と日で計算すること。
2. Sheet 3 に下記の表を作成せよ。
※ 1. その際、該当する計算式をセル参照(一部手入力)で入力すること。
2. ①はSheet 2で求めた値で計算し、確かめること。
3. Sheet 4 に先と同様の表を作成せよ(貼り付け可)。
※ 1. その際、該当する計算式をセル参照(一部手入力)で入力すること。
2. ①は友人がSheet 2で求めた値で計算し、確かめること。
4. Sheet 4 の先の表の下に同様の表を作成せよ(貼り付け)。
※ 1. その際、該当する計算式をセル参照(一部手入力)で入力すること。
2. ①は先の友人とは別の友人がSheet 2で求めた値で計算し、確かめること。
5. Sheet 4 の先の表の下に同様の表を出来るだけ多く作成せよ(貼り付け)。 (※ 加点対象)
※ 1. その際、該当する計算式をセル参照(一部手入力)で入力すること。
2. ①は全て別の友人がSheet 2で求めた値で計算し、確かめること。