◆Excel~数式 Vol.1~◆

第3回 Excel ~数式 Vol.1~

1.数式の書き方

数式の文法(その1)

 

1.   数式はすべて「半角」で記入する。

2.   先頭は、 = (イコール)で始める。

3.   四則演算は、+ - * / を使う。

4.   べき乗は、^ を使う。

5.   「かっこ」は、何重になっても小括弧 ( ) を使う。

6.   他のセルの数値を参照するときは、A5 のように列と行を組み合わせる。

7.   セル名は大文字(A5) でも小文字(a5)でもよい。

8.   他のセルの参照は、そのセルをクリックしても指定できる。

計算結果()は、そのセルに表示される。実際に記憶されているのは「数式」の方であり、「数式バー」に表示される。

※他のセルを参照しているとき、そのセルの内容を変更すると、自動的に再計算される。

2.数式のオートフィル

Excelにはオートフィルという便利な機能がある。隣り合っているセルに対して、数式をオートフィルすると、数式を規則的に自動記入することができる(セルの相対参照。

(参考)数式のコピー&ペースト(貼り付け)

コピー&ペーストでもオートフィルと同じことができる。ただし、コピー&ペーストでは、セルが隣り合っていなくても貼り付けられる、形式を選択して貼り付けられる、などの特長がある。

注意事項

3.練習

 

1.E2セルをクリックする。

2.数式バーに、=B2/D2 と打ち込み、Enterを押す。

3.E2セルをクリックする

4.フィルハンドルをE8セルまでドラッグする。

5.E1セルに「人口密度」と記入する。

オートフィルによって、セルの参照が相対的に変化していることを確認すること。

 

【練習2】F列に「1世帯あたりの人員」を求めよ。

4.問題 2.

 

1. 各自作成した「関東全体」を使用し、上記と同じ作業をする事。

 

 

2. 変形小町算を少なくとも一つ完成させよ。

小町算とは数の遊びである数学パズルの一種。

1□2□3□4□5 = 10という数式の□の中に、+,-,×,÷,空白のいずれかを一つずつ入れて正しい数式を完成させるというものである。

また、今回は、変形ということであり、括弧、冪乗の使用を許可する。