原生動物の多彩な魅力を理解する

原生動物園報文・要旨集

原生動物の多彩な魅力を理解する

原生動物園 Vol. 2 P. 53-65 (2011)

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原生動物学研究の魅力は、生物学研究の主流となっている動物や植物では見られない、多彩でユニークな諸現象にあります。2011年8付き30日に行われた原生動物学会若手の会主催のシンポジウムでは、そんな諸現象を研究している6人の若手研究者達が、原生動物学研究の各テーマについて講演し、ディスカッションを通じて、魅力的かつ多様な原生動物の世界を理解していこうという試みを行いました。

「単細胞生物最速であるペラネマの滑走運動」吉見英明・・・P. 59

「細胞の見分け方。特に細胞性粘菌の場合」早川(芝野)郁美・・・P. 60

「有殻アメーバ ポーリネラ・クロマトフォラにおける珪酸被殻の形成」野村真未・・・P. 61

「細胞内共生クロレラが創出する光合成生物の進化」早川昌志・・・P. 62

「寄生性原生生物・コクシジウムの分類史」松原立真・・・P. 63

「ラビリンチュラ類,海の分解者としての影響力の解明」上田真由美・・・P. 64

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