Circopes Reitter, 1873

【形態】 体は卵型で,背面に強く隆起する.体表面は密に毛に覆われる.体は小さく,4.0 mm以下.頭部と前胸背板の表面は2重に点刻される(ハート形に見える).上翅には亜会合線subsutural lines がある.上翅には通常2種類の縦の列の剛毛がある.腹部第7背板の基部には8つの窪みがある.

【生態】 いくつかの種は,幼虫・成虫ともに花とキノコに集まる。またいくつかは被子植物の花のみに訪れる,その他,単子葉植物の花と関連性を持つものやソテツの球果を幼虫の生育場所とする種類もいる。鳥の巣から採集された種もいる(Kirejtshuk and Lawrence, 1999).

【分布】 Palaearctic, E. Hemisphere (mostly in subtropical and tropical parts of Asia, Afri-

ca, Australia, New Guinea, the East Indies and Philippines) (KIREJTSHUK, 1986).

成虫写真

国外分布図

国内分布図

【参考文献】