オオメアカヒラタケシキスイ
体長※~※
体色は、斑紋がなく一様に黄褐色。体は大きく、扁平。下唇髭の先端節は斧型。複眼は極めて大きく、そのために頬部を欠く。跗節の爪の基部には歯がある。中脛節の形状に雌雄差があり、オスは内縁が湾曲・拡大する。
果物トラップ(バナナ,パイナップルおよびカンキツ類),ライトトラップ,林内伐採木の樹皮下から採集されている(伊藤・久松,2019;伊藤,2020a)。
本州,四国,九州,琉球(種子島,中之島,奄美大島,徳之島);中国南東部,台湾,インド,ミャンマー,ベトナム,スリランカ,マレーシア,フィリピン,パプアニューギニア,オーストラリア(Hisamatsu, 1955; Nakane, 1959;Chujo, 1970;久松,1985;Kirejtshuk, 1998;東,2002;Hisamatus, 207;伊藤・久松,2019;伊藤,2020a).
伊藤直哉・久松定智(2019)奄美大島のケシキスイ相とその分布傾向.Sayabane, N.S., (35): 56-70.
伊藤直哉(2020)奄美群島におけるケシキスイ科甲虫の追加記録(I).さやばねニューシリーズ,(37): 52-57.
城戸克弥(2017)福岡県のヒラタムシ上科.KORASANA,(86): 41-126.