日頃から最新の論文を収集し、読み込むことは、研究を行う上で重要です。インプットしないとアウトプットもできません。ここでは、特に自分が専門とする分野の論文を収集する方法を紹介します。
その年に研究対象としている分類群について、どのような分類学的な処置がどの文献で行われたのかが確認できます。電子版になってからは分類群ごとの検索ができるようになりましたが、出版社と契約している研究機関等でしか見ることができません。
私は学生時代に、既知種の把握をするために世界の種リストを作成し、随時更新しています。
論文の検索エンジン。検索だけではなく、アラート機能を用いて、登録していた単語を含む文献が出版されるとメールでお知らせが届きます。
特に日本の文献の検索エンジン。
ここでアカウントを作成しておくと、論文PDFの請求をしたり、新しい論文情報を得られたりすることができます。自分の論文についても、こまめにタイトル等を書きこんでおくと良いです。
日本の研究者情報を収集・公開するサイト。日々の研究成果をまとめておくとアピールにもなるし、公募に応募するときにもそのまま利用しやすいので、登録しておくと良いです。
その他、自分の専門分野の学会HPで、最新の学会誌タイトルや内容を定期的に確認するなども挙げられます。
(最終更新日:2025年11月27日)