数学Ⅰ (文系)

担当 平地 健吾 <hirachi@ms.u-tokyo.ac.jp>

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教科書は桑田孝泰著「微積分(数学の考え方2)」朝倉書店

場所:761教室 (補講も同じ教室)

時間:火曜5限 16:50--18:35

日程:

4/11, 4/18, 4/25, 5/2, 5/9, 5/16, 5/23, (5/30午後は授業なし; 2限に補講)

6/6, 6/13, 6/20, 6/27, 7/4, 7/11

6/13と7/4は休講;補講の予定 5/30火2限

4月11日の講義1

・写像と関数の定義、関数のグラフ、合成関数

・有理関数のグラフの書き方

・逆関数の定義と求め方

4月18日の講義2

・逆関数のグラフと逆三角関数

・数列の極限、収束と発散

・極限と四則演算の関係

4月25日の講義3

・はさみうちの定理

・等比数列の収束と発散

・級数の収束の必要条件、等比級数の計算

・関数の極限の定義

5月2日の講義4

・極限の性質(四則演算とはさみうちの原理)

・三角関数の極限: sin(x)/x の x→0 での極限

・連続関数の定義

・有界閉区間上の連続関数の最大、最小値の存在

5月9日の講義5

・中間値の定理:平方根の存在の証明

・微分と接線の定義

・微分可能なた連続であることの説明

・単項式の微分

・四則演算と微分の関係とその証明

・合成関数の微分

5月16日の講義6

・合成関数の微分公式(チェインルール)の証明

・微分可能性と接線の存在の同値性

・逆関数の微分

・三角関数、指数関数、対数関数の微分

・レポート問題 analysis-report1.pdf を配布しました. 提出締め切りは6月20日

5月23日の講義7

・高次導関数とライプニッツ(Leibniz)の公式

・平均値の定理とその幾何学的な意味

・微分と関数の増減

・コーシー(Cauchy)の平均値の定理

・ロピタル(l'Hôpital)の定理

5月30日の講義8(補講)

・ロピタルの定理

・1階導関数をもちいた極値の探し方

・2階導関数をもちいた極大値、極小値の判定方法

・講義ノートのスキャンを載せます.板書はもっと丁寧です.友達にノートを見せてもらってください,

来週は話題が変わるので今回分は後で勉強しても大丈夫.

6月7日の講義9

・Taylorの定理

・Taylorの定理を用いた近似計算と剰余項の評価

・対数関数、指数関数、三角関数のTaylor展開

対数関数のテーラー展開の収束の証明を間違いました.これは積分を使わないと難しいです.

・2次導関数とグラフの凹凸;増減表をもちいたグラフの概形の書き方

6月20日の講義10

・グラフで囲まれる面積と積分の関係

・不定積分の計算例

・部分積分と置換積分

・レポートの解答例をアップロードしました。

6月27日の講義11

・部分積分の技法

・加法定理を使った三角関数の積分,逆三角関数を使った置換積分

・分数関数の積分;部分分数展開

・定積分の定義とグラフで囲まれる領域の面積

・微積分学の基本定理

7月11日の講義12

・置換積分を用いた定積分の計算

・部分積分を用いた定積分の計算

・区分求積法

・調和級数は発散することの証明

・テーラー展開の項別微分と積分

・微分方程式入門