０８．プレゼンテーションスライド作成演習２

今回は、

別のアプリケーションソフトのデータを利用する方法、

スライドに共通するデザインの設定方法

などを学習します。

STEP7．他のアプリケーションのデータを利用しよう

Text w39 .

WordやExcelのデータからスライドを作る事が出来ます。

１．作成するプレゼンテーションの確認

Text w40 .

【注意】

ダウンロードした文書の年度が教科書の年度とは違いますが、

操作手順は全く同じなので、そのまま利用して下さい。

０．最初に、今回使用するファイルを用意します。

今回は、

ＰｏｗｅｒＰｏｉｎｔのプレゼンテーション・ファイル「別のアプリのデータの利用」と

Word文書ファイル「レポート要点」、

ExcelBookファイル「レポート調査結果」、

を使用します。

ダウンロードするファイルは、

今回のDBmanabaコースニュースから

ダウンロードして、

フォルダ「情報処理基礎２」に保存し、

使用して下さい。

ダウンロードしたファイルは、ダウンロードフォルダにダウンロードされています。

ダウンロードしたファイルを、ダウンロードフォルダからフォルダ情報処理基礎２に移動します。

ＰｏｗｅｒＰｏｉｎｔのプレゼンテーション・ファイル「別のアプリのデータの利用」を開きます。

　　　　　　↓

【注意】下図のような警告メッセージが表示されるので、「編集を有効にする」ボタンをクリックします。

１．Word文書の挿入

Word文書のデータを挿入して、PowerPointのスライドを作る事が出来ます。

見出し１⇒タイトル

見出し２～４⇒箇条書きテキスト

【Word文書の挿入】

スライド１の続きに、Word文書「レポート要点」を挿入します。

①スライド１を選択します。

②[ホーム]タブ-[スライド]グループ-[新しいスライド]-[アウトラインからスライド]をクリック

③[アウトラインの挿入]ダイアログボックスが表示されます。

④⑤挿入する文書ファイル「レポート要点」を、フォルダ「情報処理基礎２」から選択します。

⑥挿入ボタンをクリックします。

【注意】Wordファイルは、閉じたままで④⑤⑥の操作をします。

⑦スライド２以降に、Word文書が挿入されます。

⑧スライド２以降のタイトルと箇条書きテキストを確認します。

【スライドのリセット】

Word文書をPowerPointに挿入すると、Wordの文字や書式などが一緒に挿入されます。

PowerPointのスライドをリセットすると、書式やプレースホルダーの位置やサイズも初期状態にリセットされます。

①スライド２を選択します。

②Shftキーを押しながら、スライド５を選びます。

③スライド２～５が、まとめて選択されます。

④[ホーム]タブ-[スライド]グループ-[リセット]をクリック

⑤スライドがリセットされます。

【注意】スライド１をクリックして、複数スライド選択を解除します。

３．Excelブックの利用

コピー：Excel⇒PowerPoint；Excelで編集が不可

埋め込み：Excel⇒PowerPoint；Excelで編集が可能

【Excelブックの埋め込み】

スライド３にExcelブック「レポート調査結果」を埋め込みます。

【注意】下記の操作は、Excelブックは閉じたままで行います。

①スライド３を選択します。

②[挿入]タブ-[テキスト]-[オブジェクト]をクリックします。

③オブジェクトの挿入ダイアログボックスが表示されます。

④ファイルからにチェックを入れます。

⑤参照ボタンをクリックします。

⑥参照ダイアログボックスが表示されます。

⑦⑧ファイル「レポート調査結果」を選択します。

⑨OKボタンをクリックします。

⑩オブジェクトの挿入ダイアログボックスが表示されます。

⑪OKボタンをクリックします。

⑫Excelブックの表が挿入されます。

【Excelブックの編集】

スライドに埋め込んだExcelブックをWクリックすると、Excelのウィンドウで編集できます。

①表をWクリックします。

②周囲が斜線の枠線が表示され、枠内がExcelシートに成ります。

③シート「集計グラフ」の見出しタブをクリックします。

【注意】

Excelウィンドウの枠が狭くて、集計グラフの見出しタブが見えない場合は、

Excelウィンドウの枠の右側中央のハンドルを右に向かってドラッグすると、

Excelウィンドウの枠が広がって、集計グラフの見出しタブが見えるようになります。

④集計グラフのシートに切り替わります。

⑤斜線の枠線をドラッグしてグラフを移動します。

⑥■ハンドルをドラッグして、グラフのサイズを変更します。

⑦グラフ以外の場所をクリックして、編集を終了します。

【注意】

グラフは、スライドの中で画像などと同じオブジェクトの状態になっています。

①ハンドルをドラッグして、大きさの調整が出来ます。

②ハンドル外のところをドラッグして位置の変更が出来ます。

③［描画］ツール－［書式］タブ－［配置］グループ－［配置］から、「左右中央揃え」を行います。

スライドシート内のグラフ以外の場所をクリックして、

グラフのプレースホルダーの編集を終了します。

上書き保存します。

今回の作業結果「別のアプリのデータの利用」は、

フォルダ「情報処理基礎２」に上書き保存されています。

STEP8．スライド共通のデザインを設定しよう

Text w45 .

スライドマスター

プレゼンテーション内の全てのスライドに共通して、タイトルのフォントサイズや箇条書きテキストの行頭文字などを一括管理し、変更できます。

【注意】前節で作成したプレゼンテーション「「別のアプリのデータの利用」をそのまま、続いて使います。

　　↓

２．スライドマスターの編集

①スライド１を選択します。

②[表示]タブ-[マスター表示]グループ-[スライドマスター表示]をクリック

③スライドマスターの表示モードに切り替わりました。

④サムネイルペインの一番上に表示されているスライドマスターを選択します。

⑤タイトル用のプレースホルダーの下側の直線を選択。

⑥[書式]タブ-[図形のスタイル]グループ-[図形の枠線]－［太さ］から、３ｐｔをクリック

【追加の課題】線の色を赤色に設定して下さい。

⑧タイトル用のプレースホルダーの枠線をクリック⇒プレースホルダーを選択

⑨[ホーム]タブ-[フォント]グループ-[文字の影]をクリック

⑩[ホーム]タブ-[段落]グループ-[中央揃え]をクリック

【追加の課題】文字の色を青色に設定して下さい。

⑫スライドの下側の直線を選択

⑬Deleteを押します。

　　　　　↓

⑭直線が削除されました。

⑮[スライドマスター]タブ-[閉じる]グループ-[マスター表示を閉じる]をクリック

⑯標準表示モードに戻りました。

⑰スライド2を選択

⑱スライドマスターの変更内容が反映されています。

上書き保存

３．ヘッダーとフッターの設定

スライドマスターには、テーマに応じて数字領域、フッター領域、日付領域があらかじめ配置されています。

全てのスライドに共通した内容を表示する場合に利用します。

タイトルスライドを除く全てのスライドのフッターに

「若者における方言の認識について」

という文字を配置してみます。

①スライド２を選択します。

② [挿入]タブ-[テキスト]グループ-[ヘッダーとフッター]をクリック

③ [ヘッダーとフッター]ダイアログボックスが表示されます。

④ [スライド]タブを選択します。

⑤ [フッター]にチェックを入れ、「若者における方言の認識について」と入力します。

⑥ [タイトルスライドに表示しない]にチェックを入れます。

⑦ すべてに適用をクリックします。

⑧タイトルスライド以外のスライドのフッターに文字が配置されました。

【ためしてみよう８】

①スライド１を選択します。

②[表示]タブ-[マスター表示]グループ-[スライドマスター表示]をクリック

③スライドマスター表示モードに切り替わります。

④サムネイルペインの一番上に表示されているスライドマスターを選択します。

⑤マスターテキストの書式設定を選びます

⑥マスターテキストの書式設定段落前の間隔を２４ポイントに設定します。

[ホーム]タブ-[段落]グループ-[その他]をクリック⇒段落ダイアログボックス

⑦第2レベルの段落前の間隔を12ポイント

[ホーム]タブ-[段落]グループ-[その他]をクリック⇒段落ダイアログボックス

⑧[スライドマスター]タブ-[閉じる]グループ-[マスター表示を閉じる]をクリック

⑨標準表示モードに戻ります。

⑩全てのスライドにスライドマスターの編集内容が反映されていることを確認して下さい。

上書き保存

【課題の追加】

スライドの2枚目以降にスライド番号と作成した日付を表示します。

①スライド２を選択します。

②[挿入]タブ-[テキスト]グループ-[ヘッダーとフッター]をクリック

③[ヘッダーとフッター]ダイアログボックスが表示されます。

④[スライド]タブを選択します。

⑤[日付と時刻]と［固定］にチェックを入れ、プレゼンテーションを作成した日付を入力します。

⑥[スライド番号]にチェックを入れます。

⑦すべてに適用をクリックします。

⑧タイトルスライド以外のスライドのフッターに作成日付とスライド番号が配置されました。

上書き保存

今までの作業結果は、「別のアプリのデータの利用」に上書き保存されています。

プレゼンテーションを閉じます。

課題の提出

フォルダ「情報処理基礎２」には、完成した別のアプリのデータの利用、が、保存されています。

プレゼンテーションファイル「別のアプリのデータの利用」を、

メールに添付して先生に送信し、提出して下さい。

①先生のメールアドレスは、ｔ０６７１１０＠ｓｔ．ｄａｉｔｏ．ａｃ．ｊｐです。

②メールの件名は、別アプリ 学籍番号氏名として下さい。

【注意】

PowerPointプレゼンテーションファイルは、閉じてからメールに添付して下さい。

でないと、着信した時に破損している事が有ります。

課題メールを送信した後、

TVスクリーンに表示されている先生の受信トレイで、

自分の課題メールが着信していることを必ず確認して下さい。

【以上】

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