今回は、Excelにあらかじめ用意されている関数を学びます。
Text E57 .
先ず、最初に、今回作成するブックを確認します。
作業を始める前に、
今回使用するBook「関数の利用」は、
FOM出版のホームページからダウンロードした教材フォルダーの中にある「表計算編」にあります。
【注意】フェイルセーフのため、
今回使用するBookは、
ダウンロードした教材フォルダからフォルダ「情報処理基礎」にコピーしてから使用して下さい。
3.ExcelBook「関数の利用」をWクリックして開いて下さい。
【注意】開いた直後は、保護ビューモードになっていて、編集が出来ません。
保護ビューにある「編集を有効にする」ボタンを必ずクリックして下さい。
保護ビューモードが解除されて、編集用のリボンが表示されます。
4.Sheet「関数1」をクリックして選びます。
Text E58 .
● Σ(合計)を使う
[ホーム]タブ-[編集]グループ-[Σ(合計)]のメニューをクリック。
●fx(関数の挿入)を使う
数式バーのfx(関数の挿入)をクリック。⇒関数の挿入ダイアログボックスから関数を選ぶ
●キーボードから直接入力
関数を使い慣れて熟知している場合は、この方が速い場合が有ります。
●数式タブのリボンに並んだ「関数ライブラリ」のメニューから選ぶ方法も有ります。
知らない関数を探す場合は、この方が便利です。
Text E58~59 .
①ブック関数の利用のSheet1のセルC7をクリック。
②数式バーのfx(関数の挿入)をクリック。
③セルC7に=が挿入され、
関数の挿入ダイアログボックスが表示されます。
④関数の分類の▼をクリックし、
メニューから情報をクリック。
⑤関数名のメニューからPHONETICを選ぶ。
【注意】キーボードからPを押すと、Pで始まるPHONETICにジャンプします。
⑧参照Boxにカーソルが表示されています。
⑨セルB7をクリック。
⑩参照BoxにB7と入力されました。
⑪数式バーには、=PHONETIC(B7)と入力されました。
⑫OKボタンをクリック。
⑬セルC7にフリガナが表示されました。
⑭セルC7の右下角のフィルハンドルをWクリックして、セルC8:C26にコピーします。
⑮上書き保存します。
↓
↓
Text E60~61 .
【注意】COUNTAは、カウンタではなく、カウント・エーと呼びます。
①セルC2をクリック。
②数式バーのfx(関数の挿入)をクリック。
③セルC2に=が挿入され、
関数の挿入ダイアログボックスが表示されます。
④関数の分類の▼をクリックし、
メニューから統計をクリック。
⑤関数名のメニューからCOUNTAを選ぶ。
【注意】キーボードからCOUと押すと、COUで始まるCOUNTにジャンプします。
⑧値1Boxにカーソルが表示されています。
⑨セル範囲B7:B26をドラッグして選択します。
⑩値1Boxに、B7:B26と入力されました。
⑪数式バーに=COUNTA(B7:B26) と入力されました。
⑫OKボタンをクリック。
⑬セルC2にデータの個数が表示されました。
⑭上書き保存します。
【Point】
Text E62~63 .
【注意】
COUNTIF関数を使って、
一般会員のデータ個数をC3に、
特別会員のデータ個数をC4に求めます。
C3に入力した数式をC4にコピーします。
コピーしても、データの個数を求める範囲が変わらないように、
データの個数を求める範囲のセル番地には$記号を付けて、絶対参照にしておきます。
①セルC3をクリック。
②数式バーのfx(関数の挿入)をクリック。
⑧範囲Boxにカーソルが表示されています。
⑨セル範囲F7:F26をドラッグして選択します。
⑩F4キーを押します。
⑪範囲Boxに、$F$7:$F$26と入力されました。
⑫検索条件Boxをクリック
⑬セルB3をクリック
⑭検索条件Boxに、B3と入力されました。
⑮数式バーに=COUNTIF($F$7:$F$26,B3) と入力されました。
⑯OKボタンをクリック。
⑰セルC3に一般会員のデータ個数が表示されました。
⑱セルC3からセルC4に関数をコピーして、特別会員のデータ個数を求めます。
セルC3の右下角の■(フィルハンドル)をWクリックします。
⑲上書き保存します。
Text E63~65 .
VLOOKUP関数を使って、
Sheet2の所属Noに対応する所属名を検索してセルD3に入力します。
D3に入力した数式をセル範囲D4:D19にコピーします。
コピーしても、データを検索する範囲が変わらないように、
セル番地には$記号を付けて、絶対参照にしておきます。
②数式バーのfx(関数の挿入)をクリック。
③セルD3に=が挿入され、
関数の挿入ダイアログボックスが表示されます。
④関数の分類の▼をクリックし、
メニューから検索/行列をクリック。
⑰数式バーに=VLOOKUP(C3,$C$22:$D$27,2,FALSE) と入力されました。
⑱OKボタンをクリック。
⑲セルD3に所属Noに対応する所属名が表示されました。
【注意】
セルD3の右下角のフィルハンドルをWクリックすると、表からはみ出てしまいます。
これは、表の下に区切りになる「空白」が無く、「所属コード表」という文字列が有ることが原因です。
上書き保存します。
【Point】
Text E66~67 .
②数式バーのfx(関数の挿入)をクリック。
③セルH3に=が挿入され、
関数の挿入ダイアログボックスが表示されます。
④関数の分類の▼をクリックし、
メニューから論理をクリック。
⑤関数名のメニューからIFを選ぶ。
【注意】キーボードからIと押すと、Iで始まるIFにジャンプします。
⑥OKボタンをクリック。
⑦関数の引数ダイアログボックスが表示されます。
上書き保存します。
Text E68~70 .
②数式バーのfx(関数の挿入)をクリック。
③セルI3に=が挿入され、
関数の挿入ダイアログボックスが表示されます。
④関数の分類の▼をクリックし、
メニューから論理をクリック。
⑤関数名のメニューからIFを選ぶ。
【注意】キーボードからIと押すと、Iで始まるIFにジャンプします。
⑥OKボタンをクリック。
⑦関数の引数ダイアログボックスが表示されます。
⑧論理式Boxにカーソルが表示されています。
⑨数式バー左側の名前ボックスの▼をクリック。
一覧メニューからその他の関数をクリック。
⑩関数の挿入ダイアログボックスが表示されました。
⑪関数の分類Boxの▼をクリックして、
一覧メニューから論理をクリック。
⑱数式バーのIFと ( の間をクリックして、カーソルを挿入します。
⑲IF関数の関数の引数ダイアログボックスに戻りました。
⑳論理式Boxに、AND(E3>=350、F3>=350)と入力されています。
⑫関数名Boxの一覧メニューからANDをクリック。
⑬OKボタンをクリック。
⑭AND関数の関数の引数ダイアログボックスが表示されました。
⑮論理式1Boxに、E3>=350 と入力します。
⑯論理式2Boxに、F3>=350 と入力します。
【注意】
Tabキーを押して、
論理式2Boxにカーソルが移動すると、
自動的に論理式3Boxは表示されます。
⑰数式バーに=IF(AND(E3>=350,F3>=350)) と入力されました。
上書き保存します。
【Point】
複数の関数を組み合わせて(( ))などで入れ子にしたりする事を、ネストといいます。
IF(AND(E3>=350,F3>=350),"A","B")
IF関数の中にANDが入れ子になってネストしています。
Text E71~72 .
②数式バーのfx(関数の挿入)をクリック。
【注意】
セル範囲I22:I27に、同じ数式;
{=FREQUENCY(G3:G19,H22:H26)}
が { } で囲まれて入力されています。
ヒストグラム(histogram;度数分布図)とは、
横軸に階級、縦軸にその階級の度数を表示した統計グラフの一種です。
【ヒント】グラフの作成は、以下の手順で行います。
①セル範囲{i22:i27}をドラッグして選ぶ。
②棒グラフを選んでシートにグラフを挿入する。
③グラフの横軸にセル範囲{h22:h27}を選ぶ。
④グラフの細かい部分(目盛、軸ラベル、枠線、グラフの色など)を編集する。
上書き保存して、ブック「関数の利用」を閉じます。
フォルダ「情報処理基礎2」には、新しいBook「関数の利用」が完成しています。
保存したファイル「関数の利用」を、メールに添付して先生に送信し、提出して下さい。
①先生のメールアドレスは、t067110@st.daito.ac.jpです。
②メールの件名は、関数の利用 学籍番号 氏名 として下さい。
【注意】
Excel Bookのファイルは閉じてからメールに添付して下さい。
開いた状態で添付し、送信すると、
着信側では壊れていてファイルが開けない場合があります。
【以上】