研究会を下記にて開催いたします。
ふるってご参加ください。
(一般参加歓迎・参加費無料・事前連絡無用・普段着です。)
日時:12月13日(土) 13:30 - 16:00
場所:いわき市文化センター 2階 第3会議室
<<プログラム>>
1.講演:
1-1.「いわきロボット研究会
(資料の電子データ提供と録画は控えさせていただきます)
(株式会社 鈴木電機吾一商会 代表取締役
いわきロボット研究会 運営委員 鈴木 清友 様)
2.業界動向報告:
(資料の電子データ提供と録画は控えさせていただきます)
(福島工業高等専門学校 技術専門職員 和賀 宗仙 様)
(株式会社東日本計算センター 中野 修三 様)
=== 活動報告 ===
1.講演:
1-1.
「いわきロボット研究会
~山林火災対応ロボット「がんばっぺ1号」開発について~」
講師:
株式会社 鈴木電機吾一商会 代表取締役
いわきロボット研究会 運営委員 鈴木清友 様
内容:
市内の中小企業においては、3年前の大震災の痛手から
未だ脱し切れていない状況下におかれています。
今回の災害対応ロボット開発は1つのロールモデルと
して、地域のものづくり産業の活性化に寄与できる
ことを目指すものであります。
本事業は山林火災の消火補助としての消防機器運搬用
ロボットを開発し、消火作業の大幅な効率化と
人的負荷の低減を実現するものです。
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■多くの企業様、機関様による開発事業の為、
残念ではありますが、講演内容を全て公開できません。
公開内容はごく一部となります。
■「実施体制」
図のように各企業、各機関の協力により開発事業が行われています。
その為、ごく一部の公開となります。ご理解の程、お願い致します。
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■「山林火災ロボット(がんばっぺ1号)」
図のような構造でロボット開発が行われています。
この後、各企業様が開発された箇所の説明が行われました。
各企業様の技術の凄さに驚かされるばかりでした。
ご講演の後、鈴木様からマジックをご披露して頂きました。
懇親会でも披露して頂き、凄く気さくな方だと思いました。
筆者:今回の資料に関して詳しく知りたい方は鈴木様にご連絡すると
とても優しい方なので答えて頂けるかもしれません。
鈴木様、その際は、宜しくお願い致します。<(_ _)>
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2.業界動向報告:
2-1.「IT業務特有の鬱病症状と回復過程」
講師:
福島工業高等専門学校 技術専門職員 和賀宗仙 様
内容:
一言にやる気が出ないといっても、鬱病の症状は場面に
よって様々な発現をし、IT業務においても具体的な
パターンを見出すことができる。
本発表では、10年前に経験した鬱病体験をもとに、
IT業務特有の症状について述べる。
また、抗鬱薬の作用機序、血中濃度の変化について述べ、
離脱症状について触れる。
その後、回復時に行った訓練と現在工夫している仕事法を述べる。
そして、回復過程で直面し、やもすれば生涯避けられない
人間関係の障害と現実社会の道徳観を対比して考える。
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■報告内容は和賀 宋仙 様のご意向により公開は控えさせて頂きます。
◎和賀様のご意向で多くを書けませんが、これだけは書きます。
「この病気は誰でもかかる可能性があります!」
「発病を治すのは簡単ではなく、本人、家族、みなさんつらいです。」
「でも、治らないわけではなく、本人と周囲の協力で治ります!」
「その為、病気への理解を深めて頂きたいです。」
それ故に本人だけではなく周囲の方が気付く事、知る事が大切です。
※筆者:筆者自身もこの病気とは因縁浅からぬ仲ですので、IT業務に係わらず
いわき市に住む全ての人々に気をつけて頂きたいと思いました。
(大げさに聞こえますが、筆者の願いを込めて書いておりますm(_ _)m)
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2-2.「会津IT秋フォーラム2014の参加報告」
講師:
株式会社東日本計算センター 中野修三 様
内容:
会津大学は、産学官にわたる取り組み成果発表を、
毎年開催しています。
(耐災害性情報管理システム、オープンデータ、
ITを活用した地域活性化、先端ICTラボ、
セキュリティなど)
このフォーラムに参加してきた内容を報告します。
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■「スマートフォンを利用した災害時用耐障害性情報管理システム」
「災害時用耐障害性情報管理システム」は、災害発生直後
インターネットから遮断された環境下で、
地域住民に必要な情報収集・提供を可能にするもの。
首都直下地震、南海トラフ地震など、関東から西日本で
巨大地震の発生が懸念されている状況において、
大規模災害を考えた画期的なシステムと感じた。
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■「オープンデータ~世界や日本、会津の動き~」
「オープンデータ」について、全国ですでに54の自治体が取り組んでいる。
鯖江市、武雄市などが有名だが、会津の活動も日本ではトップクラス。
会津若松市はもちろん、地域コミュニティ(Code for Aizuなど)、
市民ハッカー、地元ICTベンチャーなどが活発に活動している。
会津若松市担当者は、先ずできるところから一歩踏み出すとよいと話していた。
行政だけでなく、市民・地域コミュニティ・地元企業が
一体となって、活動することが大切と感じた。
(特に、地域コミュニティの存在が重要。)
オープンデータの5つのステップ
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■「ITとデザインのパワーで地域の強みを生かす取り組み」
EWMジャパン、EWMファクトリーは、
地方と組むことで、地域の特性を生かした
ITの利活用と新たな取組みを行っている。
佐賀市と南会津町に、ニアショア拠点を設立した。
ニアショアは、単純にオフショアと対比するのではなく、
日本国内それも地方と言う特性を生かし、
価格以上の付加価値を提供するものと考えている。
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■「会津大学先端ICTラボ~地域発グローバルICT拠点を目指して~」
新しい産学連携は、国内外のICT関連企業、会津大学発
ベンチャーを含む県内ICT企業、ユーザー企業、
行政機関等と共に、「多対多」の体制でニーズの段階から
多様な議論を活性化させ、共創される新たなニーズから
具体的なプロジェクトを展開し、様々なイノベーションの
創出を図っていく。
そのオープンな議論の場である会津オープンイノベーション
会議を通じて、企業との連携事業を進めるほか、
地域発ICTグローバル拠点を目指して 、
「先端ICTラボ」を開設する。
「先端ICTラボ」は、決して会津地域に限ったもの
ではなく、福島県全体のための施設である。
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■「サイバーセキュリティ最前線
(The changing landscape of CyberSecurity)」
「セキュリティ」は、近年重要度が高いものと認識するようになった。
昔はIT問題(技術的問題)だったが、今は経営問題となっている。
セキュリティの成熟度モデル
(ISO DIS21827 SSE-CMM)
を基に、段階的に取り組むとよい。
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■「交流会及び学生によるライトニングトーク」
◎会場には、ライトニングトークをする学生の研究成果に
ついて、パネルと現物の展示があった。
『小型水田除草ロボットの開発』
アイガモによる除草が有機農法の一つとして注目されているが、
実は様々な課題を抱えていて、
除草として使えるのは、成鳥になるまでの1年間だけ
その後は稲も食べる害鳥になってしまう
アイガモは食用にはならないので、成鳥になると殺処分される
結果、非常にコストがかかる
など、これらを解決するため、ロボットの開発を始めたとのことだった。
着眼点と言い、水の中で動くロボットであることと言い、大変興味深かった。
すでに実用化に向けて、企業と連携して取り組んでいると話していた。
◎学生によるライトニングトーク
交流会が始まった後に、ライトニングトークが実施された。
会場がざわついていたことと音響設備のせいもある
のか、殆ど聞き取れず内容はよくわからなかった。
発表時間は発表する学生によってまちまちで、
1~3分と統一はされていなかった。
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