第30回 いわき情報技術研究会
第30回 いわき情報技術研究会
日時:4月12日(土) 13:30~16:00
場所:いわき明星大学 地域交流館3階 学友会室
1.技術動向
「ラズベリーPIの概要とその応用例」
講師:バックス情報システム株式会社 鈴木 潤一氏
・ラズベリーPIの機能をハード・ソフト両面から概説
・バックス情報システム株式会社で開発したラズベリーPI応用機器の紹介及びデモ実施
=== 報 告 ===
Raspberry PIは名刺大のパソコン。
(写真:Raspberry PI本体。マウスと比べても小さい。)
バックス情報システム株式会社(以降 バックス)では、
一年半前に 電源監視システムを いわき情報技術研究会で発表した。
その電源監視システムの持っていた課題を解決する
ために、バックス社 では Raspberry PIを使用した。
Raspberry PIには モデルが2つあり、モデルAとBが
あるとのこと。
初心者はタイプBを選択する事をお勧めしていた。
(無線の設定などがないため。)
OSはUbuntuに近いとのこと。
初期化の手順などはネットに詳しく載っているとのこと。
(写真:Raspberry PIの説明を行う
バックス情報システム株式会社 鈴木 潤一氏)
===Raspberry PIの応用例===
■監視カメラ
Raspberry PI用カメラモジュールがあるが、それを
使ったもの。
⇒バックス社では実際に玄関の入口にWebカメラとRaspberry PIを使って監視している。
■ミュージックステーション
最近サウンドカードが発売されたので、そちらを使うと
ある程度高音質のミュージックステーション になる。
■Raspberry PIを使った小学生向けPC講習
プログラム講習。
Raspberry PIにはパイソン、スクラッチという
言語が入っているので、 簡単にプログラムが作れるため
小学生向けに講習をやっているところが多い。
===バックス社での取り組み===
親機と子機があり、子機から親機に温度異常があると子機
が検出し、親機からブザー及び通報 (連絡王(連絡網
サービス) と連携し、登録端末に連絡)が行われる。
また、異常時のLOGが取れる。
こうすることで1年半前に課題だった部分がクリアできる
見通しがついてきたとのこと。
ただし、もう少し改良が必要とのこと。
バックス社では現在データセンターを建設中であるが、
温度センサなどを上記システムを使用して 行きたいと考えている。
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バックス社は養蜂プロジェクトにかかわっているが、養蜂
業者向け生産管理システムも考えてる。
カメラやブザーをつけたり、巣箱にセンサーをつけて、
異常があったら通報するシステムを考えて いるとのこと。
(巣箱の盗難防止システムなど)
この後、参加者からの質疑応答とデモンストレーションが行われた。
2.研究会の勉強会について
現在、次のようなテーマでの勉強会が提案されています。
2-1.研究会ホームページの構築
2-2.ロボット教室
2-3.電子工作教室、Raspberry PI
2-4.iBeaconを用いた地域活性化
2-5.地域SNSの利用と開発
2-6.ビットコイン
。。。etc
これら内容の議論、および参加者を募りたいと思います。
=== 報 告 ===
2-1~2-6の勉強会に参加者が各自エントリーし、各チームごとに最初の
顔合わせを行った。
■研究会の勉強会について
・研究会の分科会の性格
・目標を決めて、勉強会や事業を行う
補助金などを獲得して、目標を実現する
・成果を研究会で報告や、一般市民に広める
3.その他
・研究会のロゴについて
・補助金関係
=== 報 告 ===
■研究会のロゴについて
・5月の研究会で発表
■補助金について
・NPO支援の補助金に応募中。
ホームページの作成用の補助金も申請しており、採択され
たらレンタルサーバと ドメイン名(or.jp)を取得し、
現在の 仮運営から本運営にシフトさせる。
・各勉強会の具体的な計画ができれば、産官学連携・技術
開発支援事業などに 応募も考えたい(産官学ネットワーク協会の)
以上