県産農作物に関する情報ページのリンクをリストしました。
【フクレミカン関係ページ】
「福来みかんの機能性成分」
http://www.naro.affrc.go.jp/org/narc/seika/kanto20/08/20_08_09.html
フクレミカンの機能性成分を探索したところ、果皮にポリメトキシフラボノイドであるノビレチンやタンゲレチンが多く含まれており、収穫後のフクレミカンを貯蔵した場合でも、それらの含量は変化が少なく、安定性が高いことがわかった。
「県産農産品の機能性成分の調査研究 “青切り”福来みかんの機能性成分 」
http://www.kougise.pref.ibaraki.jp/periodical/reseach/37/vol37-09.pdf
10月初旬の未熟果(青切り)フクレミカンにはポリフェノール類などの機能性成分が多く含まれており、抗酸化性やリパーゼ阻害作用も強い事がわかった。また、フクレミカンの苦味成分の主体は種子や果皮に多く含まれるリモニン等である事が確認された。
「学習記憶障害を改善する機能性食品」
http://www.j-tokkyo.com/2007/A23L/JP2007-061028.shtml
ラットの細胞およびマウスを用いた試験の結果、フクレミカンを含む柑橘類の全果均質液が、転写因子であるCREBのリン酸化を促進し、CREBが関与する脳内シグナル伝達系を活性化させることで記憶障害を改善し得ることが明らかとなった。
【レンコン関係ページ】
「県産農作物の機能性評価」
https://www.pref.ibaraki.jp/nourinsuisan/enken/seika/yasai/konnsai/documents/s1625.pdf
抗酸化性の高い農作物は、食用ギク、ハマボウフウ、イタリアンパセリ、オオバ等であり、シュンギク、セリは茹でると抗酸化性が非常に高くなる。また、地域特産品であるレンコン、クリ、花豆「常陸大黒」は抗変異原活性が強い。
「日本一のれんこん」
http://www.ibaraki-renkon.jp/number-one
いばらきれんこん広域銘柄化推進協議会によるレンコンの基礎知識・成分表の引用など(一般向け)
「未利用資源の活用による食品素材の開発に関する研究-レンコン粉末摂取が肥満・糖尿病モデルマウスの脂質代謝に及ぼす影響-」
http://www.saga-itc.jp/var/rev0/0003/1205/p51-53.pdf
肥満・糖尿病モデルマウスに5%のレンコン粉末を混ぜた飼料を3週間与えた結果、対照群と比較して肝臓重量および肝臓トリグリセリド濃度が低下することが確認された。このことから、レンコン粉末の摂取は肝臓への中性脂肪蓄積を低減し、脂質代謝を改善する機能性食品素材として有用であると考えられる。
「県産農作物からの有用物質の抽出およびその活用-レンコンポリフェノールの抽出条件検討-」
http://www.saga-itc.jp/var/rev0/0002/9547/11_p51-55.pdf
レンコンのポリフェノール抽出物を機能性食品素材として利用するために、安全かつ効率的にレンコンからポリフェノールを抽出する方法を検討した。その結果、レンコンからのポリフェノール抽出条件として、25~50%エタノールの使用が有効であることが認められた。
「Polyphenolic extract of lotus root (edible rhizome of Nelumbo nucifera) alleviates hepatic steatosis in obese diabetic db/db mice」
http://lipidworld.biomedcentral.com/articles/10.1186/1476-511X-10-202
肥満・糖尿病モデルマウスに0.5%レンコンポリフェノールを混ぜた餌を3週間与えた結果、肝腫大と肝臓のトリグリセリド蓄積が著しく軽減され、脂肪合成酵素の活性も低下していた。さらにレンコン抽出ポリフェノール中には抗酸化性のポリフェノール重合体が存在することが明らかになった。 このような結果から、レンコンに含まれる凝縮されたタンニンは、肥満・糖尿病モデルマウスの肝臓において脂質合成酵素活性を抑制することにより、脂肪肝を軽減できる可能性がある。
「Effects of Lotus Root (the Edible Rhizome of Nelumbo nucifera) on the Deveolopment of Non-Alcoholic Fatty Liver Disease in Obese Diabetic db/db Mice」
http://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1271/bbb.110745
肥満・糖尿病モデルマウスに5%のレンコン粉末を混ぜた飼料を3週間与えた結果、レンコン粉末の摂取が肝臓への中性脂肪の蓄積を改善していることが認められた。さらに5%レンコン飼料給与群では肝臓損傷マーカーが抑制され、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)に対しての保護作用を持つとされるアディポネクチンレベルが上昇していた。 このような結果から、レンコン給与後の血清アディポネクチンレベルの上昇によって脂質合成および炎症性遺伝子の発現が抑制されたことにより、NAFLDの発症および進行が防止されたと考えられる。