The Feed Science Lab.

Department of Food and Life Sciences

College of Agriculture 

Ibaraki University

Stress  Resilience  Nutrition

茨城大学農学部飼料資源科学研究室のホームページにようこそ!当研究室をご紹介します。主に実験動物(マウス)を対象とした基礎研究を進めてきましたが、その成果を家畜飼養に活かすべく、畜産動物を対象とした研究も開始する予定です。


●Mission 研究室のミッション 

「こころの健康を守るための食品・飼料のサイエンスを追求する」 

1.心理社会的ストレスによる心身不調のメカニズムの解明

2.心身不調を緩和・予防する食品や飼料中成分の探索

.心身不調モデルマウスの開発とその評価系の開発


Motto 研究室のモット― 

1.学生がそれぞれ自分の関心ある研究テーマを自主的に研究する

2.独自の関心・興味に基づく基礎研究を大切にしつつ、社会への貢献も考える


History 研究室の歴史と現在 

飼料学の泰斗である中村亮八郎教授以降、5代目の教授に豊田が着任しました。豊田が助手で赴任した当時(1997年、27歳でした)、研究室ではおもに反芻胃の栄養・代謝機構を研究してました(湊 一教授、中村 豊助教授時代)。特に、反芻胃内セルロース分解菌のセルロース分解・付着機構について研究成果をあげてきました。その後、研究室で取り組むテーマは変遷し、最近では、 心理社会的なストレスが動物の栄養・代謝にどのような影響をあたえるのかに興味を持ち、研究しています。 また、ストレスによる影響を予防や軽減できる 栄養成分、食品、農作物の探索 も行っています。2011年の東日本大震災で被災し、研究室が壊滅状態になり、半年ほど機能不全に陥りましたが、現在は完全に復興し、学術論文、博士の学位も出せるような状況になりました。茨城県をはじめとする地域の産業、人類の未来にすこしでも貢献できる研究室でありたいと思い、日々、教育・研究に励んでいます。豊田が赴任した1997年から現在まで、90名以上の学士、40名の修士、8名の課程博士を輩出しています。研究室OBから5名の大学教員(千葉大、帯広畜産大、香川大、麻布大、柴田学園大)が出ています。


Education 研究室の教育 

自主的・自律的に動けて、新しいテーマに果敢に挑める研究者・技術者の育成を目指します。研究室配属後の学部3年生後期に、「食生命科学演習」を受講してもらいます。学術論文の探し方から論文の読み方、プレゼンまで演習します。受講生が読みたい論文を選択し、その選択の適切性についてTAなどから指導を受けます。一本の論文を完璧に理解するまで読み込み、プレゼンします。複数の論文を読みながら、ラボの研究課題についても学び、教員と大学院生とディスカッションの上、卒業研究の課題を決めていきます。特に大学院進学希望者には、自分が取り組みたい課題を選んでもらいます。学部4年生は、動物の取り扱いから飼育法、摂食量などの各種データ取りの基本を一年かけて学びます。修士課程では卒業研究を発展させて、学術論文の発表を目標にします。この段階でいわゆるCNSなどのトプジャーナルは厳しいですが、修士課程修了までに筆頭著者論文を一本出すことで高い教育効果を狙っています。博士課程では研究者としての自立を促すよう教育をしており、短期留学や国際学会発表を積極的に行うよう指導します(各種経済的補助があります)。


Recruitment 大学院生および卒研生など募集中 

大学院生、卒研生の参加を歓迎します。社会人の方の参加も歓迎です(社会人大学院制度あり)。研究室見学はいつでも歓迎いたします。できれば訪問前にメール ( atsushi.toyoda.0516(アットマーク)vc.ibaraki.ac.jp ) をいただけると助かります。 博士研究員、技術員としての参加も歓迎します。オンラインでの面談も歓迎しますので上記のアドレスにご連絡ください。


Admission 入学試験関連については下記をご参考ください。 

https://www.agr.ibaraki.ac.jp/graduate/examination/

なお、博士課程については東京農工大学大学院連合農学研究科に所属していただきます。なお、東京農工大学大学院では「FLOuRISHフェローシップ事業」を推進しており、博士課程の学生に対する奨学金制度が充実しています。詳しくは連合農学研究科学生係(Tel:042-367-5670)にお問い合わせください。

http://www.tuat.ac.jp/uni-grad/boshu/index.html


●Collaboration 共同研究、受託研究、寄付金のお申込み等については下記にご連絡ください。

研究室で教育・研究をするためには、大学に配分される運営費交付金だけでは足りません。そこで当研究室では企業等との共同研究、受託研究を積極的に進めています。当研究室の研究課題にご興味を持たれましたら、お気軽にご連絡ください。ご寄付のお申込みも歓迎いたします。

豊田 淳 : atsushi.toyoda.0516(アットマーク)vc.ibaraki.ac.jp

また、茨城大学の共同研究制度については下記のサイトをご覧ください。

https://www.iric.ibaraki.ac.jp/sangaku/kyoryoku.html


●Information お知らせ 

その他、論文発表などの最新のお知らせなどは下記のFacebookをご覧ください。

研究室Facebook 


フクレミカンの健康機能性についてのプレスリリースは下記をご覧ください。

https://www.ibaraki.ac.jp/news/uploads/2019/05/IUPressRelease_201905fukuremikan.pdf 

以前のお知らせについては、archiveページに掲載しております。


茨城大学農学部食生命科学科 飼料資源科学研究室 

The Feed Science Laboratory, Department of Food and Life Sciences, College of Agriculture, Ibaraki University

〒300-0393 茨城県稲敷郡阿見町中央3-21-1

3-21-1, Chuo, Ami, Inashiki, IBARAKI 300-0393, JAPAN     


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