あなたが教員免許を取得して,数学,あるいは情報の教員になった時のことを想像してみてください.
その時,あなたは数学の問題の解き方だけを教える先生ですか? 情報の教科書を教えるだけの先生ですか?
教員はいろいろな話題のポケットを持っているべきです.
つまり,数学だけではなく,生徒の興味を引き付けるいろいろな分野の話のネタを持っているべきです.
あなたが教育の現場で使う教材を,コンピュータで作ってみませんか?
例えば数学の立体図形の概念を説明するためには,どのような教材を用意すれば良いでしょうか.
義務教育でもプログラミングが義務化されますが,中学生や高校生にコンピュータを教えるためには,どのような教材を準備すればよいでしょうか.あるいは小学生にプログラミングを教えるためにはどうすればよいでしょうか.
教材を工夫すれば,生徒たちの理解も深まるかもしれません.生徒の理解度に応じて教材を工夫するために,人工知能を応用することも最近の流行です.
ちょっと考えてみませんか?
これ↑はクイックソートのアルゴリズムを説明するためにDelphiで作ったデモプログラムです.
SS-ZeroもDelphiで作られた学習用教材でしたが,現在はJavaScriptに移植されています.
なお,このテーマの開発言語は自由です.C,C#,Java,Excel,JavaScript,紙工作,なんでも結構です.ゴールは,わかりやすい教材を開発することであり,その効果を確認することです.
これ↑はオペレーティングシステムの動作を説明するための図です.