2012年以降に行われた例会／総会の情報です。
≪6月例会≫
2012年6月23日
エル大阪（府立労働センター） 本館6階604号室
演題（1）「旧植民地・占領地等医育論」神谷昭典
演題（2）「雑誌『科学ペン』と医学史」野村 拓
演題（3）〈資料紹介〉「脚気病流行史調査資料」後藤幸一
演題（4）「京城帝国大学総長 志賀潔について」石田純郎
≪12月総会・例会≫
2012年12月1日（土）
エル大阪（府立労働センター） 本館6階604号室
演題(1)「京城帝国大学の学生と教授 ― prosopgography的検討」石田 純郎
演題(2)「医療史における「環太平洋」的常識」野村 拓
演題(3) ＜資料紹介＞「厚生省時代・丸山博」後藤 幸一
演題(4)「医療・福祉年表の可能性」鎌谷 勇宏
演題(5)「真下飛泉が編集発行した教育雑誌「児童本位」の衛生関係記事」菅 修一
演題(6)「明治期ドイツ医学留学生 ― 劉学形態・出身校の観点から」泉 孝英
≪6月例会≫
2013年6月29日（土）
エル大阪（府立労働センター） 本館5階504号室
演題（1）「日本医療史の一断面～日本医事新報社『日本医事年鑑・昭和十四年1939』より」野村 拓
演題（2）「京城帝大第一内科学教授 岩井誠四郎について」石田 純郎
演題（3）「梶原三郎著『こどもの汗 衛生学ノート』より」後藤 幸一
演題（4）「徳川幕府の最初で最後の国費海外留学生医師」上野 陽里
演題（5）「紡織業の健康問題を論じた宇多弘道の医師活動」宇多 弘次・原 一朗
演題（6）「職業補導に整形外科医が与えた影響」上田 早記子
≪12月例会≫
2013年12月7日（土）
エル大阪（府立労働センター） 南館7階73号室
演題（1）〈資料紹介〉「戦争治療方針」後藤 幸一
演題（2）「岡山県知事 三木行治（医師、1903－64）の岡山医大医学ノートについて」 石田 純郎
演題（3）「『医学史研究』創刊のころ」野村 拓
演題（4）「故 東田敏夫先生の業績と思い出」原 一郎
演題（5）〈資料紹介〉「どのように学生に戦争を伝えるか」川口 啓子
≪6月例会≫
2014年6月28日（土）
エル大阪 501号室（府立労働センター本館5階）
演題（1）「ノーベル賞の業績はどのように医学の進歩発展に貢献したか」泉 孝英
演題（2）「ヒポクラテスの誓いについての一考察」石田 純郎
演題（3）「大正期の医療問題－山崎佐の著書から考える」野村 拓
演題（4）「谷野せつ論文集『婦人工場監督官の記録』の紹介」原 一郎
演題（5）〈資料紹介〉丸山博・昭和13年の「人類生態学」」後藤 幸一
演題（6）「公害救済のモデル「恒久救済」―『森永ヒ素ミルク中毒事件から学ぶ』のブックレットを出版して」林 義緒
演題（7）「戦傷肢体不自由者の職業補導と義肢・補助具の関係」上田 早記子
≪12月例会≫
2014年11月22日（土）
エル大阪（府立労働センター） 10階 研修室5
演題（1）〈資料紹介〉『大村藩の医学』後藤 幸一
演題（2）「国民皆保険という言葉の登場」野村 拓
演題（3）「医療史と福祉史の交点」鎌谷 勇宏
演題（4）＜問題意識交流＞
≪6月例会≫
2015年6月27日（土）
エル大阪 604号室（府立労働センター本館6階）
演題（1）「厚生研究所『国民医療法と医療団』（1942）における医療統計」野村 拓
演題（2）「『江戸の生薬屋』－吉岡信の著書より」後藤 幸一
演題（3）「病院史の諸相(1)－『病院』（2013－14）、『大塚薬報』（2015－16）の41回の連載より病院の概念を考察する」石田 純郎
演題（4）「戦後障害者福祉の対象規定に関する分析」藤井 渉
付随企画 参加者による研究テーマ・研究歴等の交流
≪12月例会≫
2015年11月28日（土）
エル大阪（府立労働センター） 6階 604号室
演題（1）「海軍軍医の戦中と戦後－戦後の医学業績について」後藤 幸一
演題（2）「大阪における無産者病院設置運動について」藤井 渉
演題（3）「ハンセン病政策における重監房についての考察」黒崎 雄大
演題（4）「臨時名古屋第二陸軍病院における診断基準」上田 早記子
≪6月例会≫
2016年6月25日（土）
エル大阪 6階 研修室4
演題（１）「『大塚薬報』連載「世界散歩 病院史跡を巡る旅」①～⑬について」 石田 純郎
演題（２）「外科の歴史－塩月正雄訳『外科の夜明け』から」後藤 幸一
その他 参加者による研究テーマ・研究歴等の交流など
≪12月例会≫
2016年12月3日（土）
エル大阪（府立労働ｾﾝﾀｰ）第一研修室
演題（1）「京城大学医科大学（1945年）初代学長に就任した尹日善について」石田純郎
演題（2）「戦前の国定国語読本に掲載された健康・衛生教材」菅 修一
演題（3）「「世界散歩 病院史跡を巡る旅」⑭～⑱」石田純郎
演題（4）「医薬分業・その難しさの歴史－医療職種専門化の社会経済史」野村 拓
≪6月例会≫
2017年6月17日（土）
エルおおさか 604 大阪市中央区北浜東3−14 電話：06-6942-0001
演題（1）「開業医六十年瞥見史（昭和14年刊『東京医事新誌』より）」後藤 幸一
演題（2）「私の「岡山大学医学史 講義 ①」」石田 純郎
演題（3）「社会的に観たる結核問題－阪大α会に於ける講演（昭和12年7月『関西医事』別刷より）」後藤 幸一
演題（4）「明治期ドイツ医学留学生の留学目的」泉 孝英
演題（5）「世界紀行 「病院史跡を巡る旅 ⑱～㉓」」 石田 純郎
その他 参加者による研究テーマ・研究歴等の交流など
≪6月例会≫
2018年6月30日（土）
佛教大学二条キャンパス741会議室
演題（1）「医学史研究会と僕」岡田 靖雄
演題（2）「「医学史研究会」創設のころから－手持ち資料紹介も含めて」後藤 幸一
演題（3）「昭和20年代の小学校教科書に垣間見る衛生事情」 菅 修一
演題（4）「1920-40年代前半の京都市における医療施設出産の状況」由井 秀樹
演題（5）「戦時下における京都市の結核対策」石塚 洋介
演題（6）「レプラ・ハウス（leproserie）の歴史－フランス・ムルソーの施設（1142年前創設）から長島愛生園（1930年創設）まで、世界の6施設を訪れて」石田 純郎
演題（7）「米国医学視察団（1923年2月～5月）と訪独医学使節団（1940年7月～10月）―戦間における二つの訪問団」泉 孝英
演題（8）「戦力ならざる者の戦争と福祉」藤井 渉
演題（9）「「和田心臓移植」50
«7月例会»
2018年7月21日
佛教大学紫野キャンパス11号館2階会議室
由井秀樹（公開査読（第1次））
伊東香純（公開査読（第1次））
«9月例会»
2018年9月15日
佛教大学紫野キャンパス11号館2階会議室
川端美季（公開査読（第1次））
加納由起子（新刊訳書の案内）
«10月例会»
2018年10月27日
佛教大学紫野キャンパス11号館2階会議室
笹谷絵里（公開査読（1次））
伊東香純（公開査読（2次））
«11月例会»
2018年11月24日（土）
佛教大学紫野キャンパス11号館2階会議室
由井秀樹（公開査読（2次））
川端美季（公開査読（2次））
笹谷絵里（公開査読（2次））
≪12月総会・例会≫
2018年12月15日（土）
佛教大学二条キャンパス741会議室
演題 (1) 「古代ギリシア文化圏のアスクレピオスの神殿（Asclepioen)再考」石田純郎
演題 (2) 「『日本薬学会百年史年表』（1980年）紹介――大坂医学校（明治）を中心として」後藤幸一
演題 (3)「戦前戦中期の医療施設における出産介助者――医師と産婆の業務分担の様相」 由井秀樹
演題 (4) 「日本における脊髄損傷の医療史――『患者』の生成と変容」」坂井めぐみ
≪2月例会≫
2019年2月23日（土） 13：00－17：00
佛教大学紫野キャンパス11号館2階会議室
北出順子「近代日本における健康政策の変遷」
香西豊子「幕末の蘭学者、〈社会〉に出会う――『ポンぺ種痘書』再読」
≪4月例会≫
2019年4月20日（土） 13：00－17：00
佛教大学紫野キャンパス11号館2階会議室
1．北出順子「『脳卒中』はどう記述されてきたのかー明治期医学書における検討」
2．村田奈津江「看護教育の大学化の歴史的背景」
3．由井秀樹「夫の出産への立ち会いからみる出産介助の現代史」
≪5月例会≫
2019年5月11日（土） 13：00－17：00
佛教大学紫野キャンパス11号館2階会議室
1．北出順子「『保健婦規則』制定前後の保健婦教本における保健指導技術 ――『訪問指導』と『保健指導』に着⽬して 」
2．由井秀樹「夫の出産とラマーズ法をめぐる表象の現代史」
≪臨時総会・6月定例会≫
2019年6月15日（土）
佛教大学二条キャンパス741会議室
演題（1）「戦後における職業リハビリテーションの成立過程に関する研究」中村俊彦
演題（2）「フランスのオテル・デューについて」石田純郎
演題（3）「昭和17年・海軍軍医学校教科書：生物学的臨床診断学」後藤幸一
演題（4）「住民とともに歩んだ医療――京都・堀川病院の実践から」西沢いづみ
演題（5）「『脳卒中』はどう記述されてきたか――明治期医学書からの検討」北出順子
演題（6）「労働衛生研究における性もしくはジェンダー、その変遷」吉田吏江
≪7月例会≫ 新刊書の合評会
2019年9月14日（土） 13：00-15：00
佛教大学二条キャンパス 7階741会議室
対象書籍： 坂井めぐみ『「患者」の生成と変容――日本における脊椎損傷医療の歴史的研究』晃洋書房、2019年
コメンテーター： 土屋貴志（大阪市立大学）・藤井渉（花園大学）
≪9月例会≫ 岡山医学史研究会との合同研究会
2019年9月28日（土）14:30 -18:45
岡山県医師会館 5階501
「旧優生保護法下における産科医の中絶観と中絶技術の相関」 坂井 めぐみ
「お目見医者について」 木下 浩
「障害者のコロニー収容と市場化に底流するもの」 小林美津江
「伯州米子、増屋の「神霊丹」について：調査と報告」 洲崎 悦子
「中国のはだしの医者(赤脚医生)をめぐって Around the ‘barefoot doctors‘ in China 」村岡潔
「岡山ゆかりの医人 荒木 寅三郎の紹介」 木村 丹
「岡山県における保健婦養成」 川上裕子
「三木行治と大渡順二の『保健同人』、『保健タイムス』～『元岡山県知事・三木行治医師の公衆衛生』研究より～」 高木 寛治
「昭和15年、東大教科書 緒方富雄著『血清学講義』」 後藤 幸一
「『解体新書』原著の基本的史実 ①現著者クルムス、②翻訳者ディクテン、③多彩な異版」 石田 純郎
特別講演 「津山藩医 宇田川家三代の学問」 田中 美穂
※エクスカーション：9月29日（日）津山洋学資料館
≪10月例会≫
2019年10月26日（土）14:00 -17:00
佛教大学紫野キャンバス 11号館2階会議室
北出順子「人口動態統計からみる明治後期の健康課題 」 ※第二次公開査読
≪総会・12月定例会≫
2019年12月14日（土）14:00 -17:00 総会のち定例会
佛教大学二条キャンバス 7階741会議室
演題（1）石田純郎「ユトレヒト（Utrecht)陸軍軍医学校について 」
演題（2）中村俊彦「高度経済成長期の九州労災病院における職業リハビリテーションの展開に関する研究 」
演題（3）香西豊子「積善陰徳の倫理と公衆衛生――明治初期の種痘勧善社の活動から」
演題（4）後藤幸一「『Islamic Medicine』――イスラム医学の盛衰、足跡をたどって考える 」
≪4月例会≫
2021年4月17日（土）14：00－16：00
Zoomにて開催
≪5月例会≫
2021年5月29日（土）14：00－17：00
Zoomにて開催
演題（1）村岡潔「白求恩と中国赤脚医生をめぐって」
演題（2）後藤幸一「資料紹介『看護婦・助産婦・保健婦養成施設調査』」
演題（3）村田奈津江「避病院と看護」
≪6月定例会≫
2021年6月19日（土） 14：00－17：00
Zoomにて開催
演題（1）住田朋久「北里柴三郎校閲・石神亨纂著『ペスト』（1889/1990）に現れたマスクーー大阪・肺ペストクラスター、医師・若林啓の遺言」
演題（2）後藤幸一≪資料紹介≫『大村藩の医学』
演題（3）由井秀樹「日本の中絶論争と胎児組織研究――近年のアメリカの状況との比較から」
≪9月例会≫
2021年9月25日（土） 14：00－16：00
Zoomにて開催
後藤幸一「ウイルスの疫学――雑誌『公衆衛生』1962年より」
≪10月例会≫
2021年11月13日（土） 14：00－16：00
Zoomにて開催
北出順子「宗門人別御改帳にみる死亡把握」
≪12月定例会≫
2021年12月18日（土） 14：00－16：30
Zoomにて開催
木野涼介 「戦時体制下から戦後改革期における看護学高等教育の概観」
後藤幸一 「人口学者TMマルサスよる英国議会への提案書簡（1807年）について」
北出順子「『明治九年内務省達第十三号』に至るまでの死亡把握」
≪6月定例会≫
2022年6月18日（土） 14：00－17：00
Zoomにて開催
北出順子「戦中期保健活動における地域住民と保健婦の関係」
夏梅るい子「戦前期における乳幼児死亡の特徴」
後藤幸一「終戦直後での厚生省感染症統計調査」（阪大・丸山博教授による）
村岡潔「メディカル・ファッション論再考――栄養ドリンク等、いわゆる〈保健薬〉をめぐって」
≪7月例会≫
2022年7月30日（土） 14：00－17：00
Zoomにて開催
宝月理恵：
乳児死亡が社会問題化される明治末から大正期における乳児死亡原因と感染症との関係を探るとともに、当時行われた社会調査において、乳児死亡がどのように問題構成されていたのかをジェンダー視点を踏まえて考察した
≪9月例会≫
2022年9月24日（土） 14：00－17：00
Zoomにて開催
村田奈津江「明治期の滋賀県における避病院創設とその歴史的背景 」
≪1月例会≫
2023年1 月22 日（土） 14：00－16：30
Zoomにて開催
村岡潔「感染症の大数（たいすう）の法則をめぐって――新型コロナウイルス感染症等の統計学的検討 」
≪2月例会≫
2023年2月18日（土） 14：00－16：30
Zoomにて開催
村田奈津江「東海道・近江における伝染症対策――江戸から明治へ 」
北出順子「戦中期における保健指導技術の発展 」
≪3月例会≫
2023年3 月11 日（土） 14：00－16：00
Zoomにて開催
松枝亜希子（立命館大学生存学研究所客員協力研究員）
1960年代1970年代に国内で展開された薬・薬害批判言説および市民運動の概略について
≪5月例会≫
2023年5 月20 日（土） 14：00－16：00
Zoomにて開催
賈 子申（佛教大学社会福祉学研究科 博士後期）
日中における農民救済ための「医療保障」制度構築の比較―― 国民健康保険を中心に
≪7月例会≫
2023年7 月29 日（土） 14：00－16：00
Zoomにて開催
小野尚香（日本福祉大学・教授）
大阪市立児童相談所（1919年創設）関係資料からみる三田谷啓の思想と実践
≪9月例会≫
2023年9 月16 日（土） 14：00－16：00
zoomにて開催
①賈子申「医療の社会化における「医療保障」制度構築の日中比較――国民健康保険を中心に」
②小井戸恵子「「運動機能障害」の整形手術による自由度の更なる低下――情報開示が不必要な時代の身体動作の不自由さをめぐって」
≪10月例会≫
2023年10月21日（土） 14：00－16：00
zoomにて開催
①賈子申「中国における国民健康保険制度の構築-——日本国民健康保険制度からの示唆」
②小井戸恵子「運動機能障害に施された 1960 年代~1970 年代の整形外科手術の落とし穴――家族にも知らされない時代の手術を経験した人の語りに着目して」
≪4月例会≫
2024年4月20日（土） 14：00－16：00
zoomにて開催
村岡潔「予防医学史研究(1)：歴代のワクチン臨床試験・治験における ＜消極的デザイン＞の脆弱性をめぐって」
≪5月例会≫
2024年5月18日（土） 14：00－16：00
zoomにて開催
王裕森「中国の血液事業の概説——献血政策と組織を中心に」
≪6月定例会≫
2024年6月15日（土） 14：00－17：00
対面とオンラインのハイブリッド形式にて開催
1．村岡潔「医師の自己実験史・試論」
2．曲虹霖「東洋医学における黴毒のディスクールーー陳司成から土肥慶蔵へ」
3．北出順子「日本における死因分類のあけぼの――西欧とのかかわりに注目して」
４．川上裕子「資格化初期の保健婦試験と免許取得者」
≪9月定例会≫
2024年9月21日（土） 14：00－16：00
zoomにて開催
村岡潔「『医学実験史』試論――自己実験・他者実験・動物実験および仮想実験」
≪10月定例会≫
2024年10月19日（土） 14：00－16：00
zoomにて開催
宝月理恵「1920～30年代初頭における結核患者の食―― 自然療法に着目して」