親と子で、様々な環境に対応している世界各国の家や暮らしをみてもらい、家づくりにかかわる人たちや3日目の家づくりのヒントなど、ゲームに参加しながら理解してもらうことで、住まいへの関心を持ち、自分の住んでみたい家を考えていきます。
まずは、クイズでウォーミングアップ!世界にはいろんな住まい方があるんだね!
クイズに正解すると”あめあめマン”から、おいしいあめのプレゼントが!
クイズで家づくりについて勉強した後にさっそく自分たちが住んでみたい「夢の家」をみんなで考えます。最初に自分の住んで見たい家をグループの中で発表して、次にグループでどんな家がいいかを話し合いながらグループごとの「夢の家」を考えます。
さあ、5つのグループが発表します。うまく発表できるかな?
トップバッターはみんなで考えた家を川や木などの周りの環境でつなげてみました。みんなそれぞれが発表しました。
次は海のある場所の家です。魚を家の中から見ることのできる家や、海にすぐ出ることができるような家の工夫など発表しました。
こちらは、みんなの家の絵をつなげた大きな家です。みんなの住んで見たい家はたくさんあるので大きな家にしたいなぁ。
つぎに発表したのは”みどりの家”グループ。みんなの住んでみたい家を「みどり」というキーワードを使って、木と木の間をつなげたユニークなものです。
最後に発表したグループでは紙が長すぎて一部分しか写っていませんが、この倍くらいの長さになりました。一人一人が発表してくれました。
グループの中での発表は、まだ、はずかしかったけど、自分たちの夢の家ができたら話してあげたくて時間が足らないほど熱心に元気よく発表してくれました!
今日はちょっと難しいぞっ!”へいめんず”(平面図)って何だろう?こんな模型があると分かりやすいね。
まあるい家の平面図は右下のような平面図になりま~す。
平面図が分かったところで、今日はホールにつくられる家の平面図をみんなで考えます。ホールには家を建てる”しきち”(敷地)がテープで描かれていて、ここにみんなで考えた家をつくるようになっています。
ホールに設定された敷地は、
山の家(みどりの家)
空の家(ふわふわの家)
海の家(みずみずしい家)
王様の家(ゴージャスな家)
で、どれも周りの風景なども描かれています。
ゴージャスな家ってどんなのかな?
さあ、みんなで考えよう!2日目に考えた自分の住みたい家を思い出して平面図を作成!
こちらは山の家グループの発表です!山と言えば熊。くまさんとも楽しく住めて、虫がたくさんすむ森の近くにはガラスでできた家を考えています。バーベキューや温泉なんかもあったらいいな。
こちらは、空の家。空にさかなが泳いでいたら楽しいですね。星もすぐ近くに見えて、まあるい家を考えました!
なかなかの考えにみんなも歓声をあげて、おどろいたり、感心したり、うちのグループでも使えそうだねなんていう声も聞こえます。
明日の作業がなんだかわくわくします。
さあ、いよいよ作業開始です!カッターの使い方などの注意を聞いて、作戦タイム!どんなふうに作っていこうか?ここは○○ちゃんと役割を決めながら平面図を見ながらつくります。
ここはこんな材料が必要だね。 三角の棒を作るとつよくなるんだね。テープもしっかりとめよう!
ワークショップではつくり始めるとどんどんいろんな形が見えてきます。平面図の発表どおりにできているのってすごいっ!思ったものができていく様子は楽しくて、実際に見て回っていろんなグループの"思い"が伝わってきます。
山の家グループでは緑の紙をはって森のイメージを出しています。子ども達は家だけでなく、自分もそこに住まうことを意識して楽しんでいます。
大人も入ることのできる家ができて、子どもだけでなく大人も楽しんでるよ。
こちらは空の家へ通じるトンネル。空に舞い上がるかのように白い雲の風船が取り付けられています。
ホールの天井にもうちょっとで届きそう!王様の家は3階建てのお城みたいな、一番高い建物になったよ!周りの家より高くなることで"ゴージャス"な雰囲気になっています。
海の家では、さかなを見ることのできる家ができました!いろんな魚が泳いでいます。真ん中の柱からは海水をくみ上げているんだそうです。
そして、噴水や水車もつくって水辺の空間をうまく演出しています。
片付けの時間です。一生懸命つくった家もすぐに跡形もなくなってしまってなんだかさみしいです。でもこの3日間を通して自分が住んでみたい家をいつまでも忘れないことと思います。
では、みんなのグループの紹介です!ゴージャスな王様の家グループです。
ふわふわな家の空の家グループです。
みずみずしい海の家グループです。
みどりの山の家グループです。
Tatsuki Sato
Eiji Iida
Hiroaki Hatakeyama
Satoshi Moriyasu