今回は、親子で、家を建てるのには、さまざまな人々がかかわっていることを勉強してもらいます。そこから、実際に自分が住んでいる、住まいへの関心がわき出て、自分の住んでみたい家を考えてみます!
こちらは、1日目のスタッフですっ。よろしく!みんなで家にかかわる人の絵を持っています。
さあ、それでは、家づくりの勉強から。
家はどんな人が関わっているのかな?
スライドとスタッフの掲げた絵によってどんな職業の人々が関わっているのかを勉強した後に、グループごとに一つの家をつくるにあたって、
①どこで(環境)
②だれと(家族等)
③どんな(くらし)をしたいのかをディスカッションしました。
みんなで考えてまとめたものを発表します!
発表は一番目の「い組」からです。うまく発表できるかな?
みんな「どこで、だれと、どんな家に住みたいか」「どんな部屋が欲しいか」を模造紙に絵や文で上手に表現できていますよっ。
最初にスライドで、いろんな部屋の写真を見てみます。草でできた暖かそうな部屋、氷でできた部屋、土の中にある部屋、まあるい部屋、石でできた部屋、一人だけの小さな部屋、そして普段見るような私たちの部屋。部屋にはいろんな部屋があって形や材料もいろんな物があるんだ!
さっそく、自分たちの住んでみたい部屋を考えてみよう!
考えた言葉をみんなで集めてみるとたくさんの部屋の名前が出てきました。中には
「うごく部屋」
「お届けものがすぐに部屋に届く部屋」
「迷路のように遊べる部屋」
「海がすぐそばで遊べる部屋」
「潜水艦のように水の中にある部屋」
「びちレモンの部屋」?
どれも素敵な部屋ばかりですね。これらのキーワードを、みんなでリーダーの建築士と一緒に「夢の家」の平面図をつくりました。
建物の敷地には周りの環境のイメージが決められていて、それぞれのグループが周りの環境を活かしながらプランを立てました。 ?の敷地の周りの環境は、自分たちで考えます。
自分たちの住まいの発表もだんだん力が入ってきたようです。
2日目につくった平面図をもとにダンボールでつくり始めていきます。みんなで協力して、自分たちが”入れる”大きな家をつくります。
うごく「かぶとむし」の家はできそうかな?
こちらは、地下に部屋のある家です。いすやテーブルを使って地下を作っていますよ。こちらが「びちレモン」のある?グループの家で~す。
海の家では海を移動しながら暮らせる家ができました。陸には、はねあげ橋で行き来ができるんだ!
森の家にはおおきな木が茂る、迷路の家ができています。中は大人もゆったりの大きな空間ができています。
まん中の柱は屋根を支えていて周りの壁が建物自体を支えているんだって!屋根は夜空が見えるように作ってありま~す。
まちの家は緑が少ないので家自体が葉っぱが生えるようなツリーハウスができました。後ろには「大阪」のシンボル「通天閣」もっ!
階段もきちんと作っていますよ!
すべり台のある家には緑がいっぱいです。
3日間のワークショップで学んだ「住まい」が設計図をもとにして、いろんな人々によって建てられていることや、さまざまな思いはその経過に込められていることを学んだ3日間でした。自分達で考えた空間を体験することは、本当に素晴らしいことですね!
★新聞にも掲載されました
Tatsuki Sato
Hiroaki Hatakeyama