007 追補 花島小崖の3D表示

花見川流域の小崖地形 その7

前記事「花島小崖の模式地における地形」の追補として、小崖地形の3D表示図を掲載します。

次の図は3D表示図を作成するために用いた地形段彩図です。20m以上の標高の部分について0.5m刻みの段彩にしてあります。3D表示した際に立体感を増幅するために2秒毎経緯度線を描きこんであります。

5mメッシュで作成した地形段彩図

この地形段彩図に5mメッシュ標高データを重ね合せた情報をカシミール3D(KASHMIR 3D)で作成し、同じくカシミール3Dで3D表示します。

カシミール3Dによる小崖地形3D表示

上空85mから撮影(高さ強調10倍)

カシミール3Dによる小崖地形3D表示

上空41mから撮影(高さ強調10倍)

カシミール3Dによる小崖地形3D表示

上空52mから撮影(高さ強調10倍)

現場の写真を次に示します。

花島小崖の現場写真

言葉は小崖ですが、現場では緩やかな斜面で、「崖」という印象はありません。ですから一般の方は(おそらく地形の専門家以外の全ての方は)この緩斜面が断層崖であるとは誰も気がつきません。

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