安保法制廃止に向けて大きな動き始まる

投稿日: Oct 05, 2015 1:57:55 PM

――10月2日の「安倍政権NO!大行進」集会に参加して――

安保法制が多くの国民の反対を押し切って成立してから久しぶりの集会。

6時10分ごろ日比谷野音前に到着、既に長い長い行列、並んで入場、入口の直前まで来ると、「もう満員なので入場できません」との非情な制止、それでも何とか入れてもらうが、座席には座れず、後ろで立ち見となる。その後の主催者発表では場内3千人、外も含め2万人となっていた。なるほど入場制限するわけだ。

6時半、若い男女のマーチングの踊りとトランペットによるパフォーマンスで盛り上がる中集会開始、辺野古基地反対、TPP反対、原発再稼働反対など各界各分野の代表発言の中で、上智大学の中野晃一氏、立教大学の香山リカ氏など大学人も発言、他の発言者も闘志盛んで、熱気が直接伝わってきて、大いに励まされた。(写真)

香山氏は、冒頭、「立教の皆さんは参加してますか、」と声掛け、会場奥から立教教職員の旗がはためいているのを見て、本人も喜んでいた。

中野氏も、「あまロス(注)ならぬデモロスがあるという人もいるが、闘いはこれから、我々の代理人を国会に送り出し、安倍政権をたたき出すため頑張ろう、」と発言、共産党志位委員長の呼びかけを紹介して、訴えていた。

注:NHK人気ドラマ「あまちゃん」終了後、見るものがなくなって国民の間に見られた喪失感現象

会場では6チャンネルの蓮見レポーターが元自衛隊員に取材(写真)、終了後、「法政の教職員も参加していますよ、蓮見さんも頑張って伝えてください」と法政の旗を見せて激励した。彼も驚いたように「有難うございます」と返してくれた。

デモ(大行進)は国会に向けてではなく、新橋経由で銀座の繁華街を練り歩いた。ドラムなど打楽器の音楽を鳴らしながら、若い女性が踊る、また若者のリードで老若男女がシュプレヒコールで応える大行進だった。こうしたデモの光景が珍しいのか、通りすがりの会社員、市民が足を止め、店員も中から飛び出してきて見とれていた。それだけではなく、爆買いの中国人らしき一団もカメラを向けて撮影していた。つい親切心で安倍政権NO、戦争法制廃止の行進であると説明したが、納得してくれたようだ。(文責:田中義教)

ショートスピーチする各界代表

取材する蓮見アナウンサー

辺野古埋め立て反対の訴え

開会前の音楽と演舞