● 自己紹介
私は2001年(当時15歳)から体中が激しく痛む病気を患っています。
約13年間で日本各地の病院に通い、精密検査を受けても原因も病名も判明せず、
不特定診断のものとで内科、外科の治療を受け続けてきましたが全く効果がありませんでした。
難病センターなど医療関係の役所に相談しても、病名が不明ということで取扱いできないと
断られます。原因病名がわからないので、医療保険や失業手当など社会的助成が一切受けられません。
あまりにひどい痛みなので大学の授業を受けることができず中退。
仕事面も、病気のことを言うとそれだけで面接に落ちたり、仕事も転々としました。
勤務中も、ひたすら痛みを我慢して働くしかありません。
勉学や仕事、日常生活に支障をきたします。
見た目は普通なので周りからは、痛みを持った病人として受け取ってもらえません。
「怠けているだけなんじゃないの?」としか見られません。
仕方のないことですが、やるせません。
● 発症経歴
2001年の高校一年(当時15歳)の時、授業中に突然、右手が痺れだした。
最初はストレスで起こっていると思い、気にとめなかったが、
それから2カ月もしないうちに左手も痺れだし、右背中や足にも激
しい痛みがあらわれるようになった。
2008年に線維筋痛症の不特定診断のもと、大阪の病院の治療のなかで、
痛くなかった左の背中も痛みだす。
◆ 主症状
・両手のしびれ (親指の付け根から人差し指にかけて)
・背中の激痛 (肩甲骨より下。無数のガラスの破片が背中の中に刺さっているような、筋肉をねじ曲げられるような、傷口を火であぶられてるような灼熱痛)
・左ふとももの痛み (背中ほどではないが、耐え難い痛み。痛みの種類も背中同様)
・右足が不自由。右足の違和感
(動かすことはできるが、自分の足ではないような感覚なので、もつれたり、歩きにくい。
2006年の2回目のブラッドパッチ以降に違和感を覚えたので、その手術での影響かもしれないが、
定かではない。・脳脊髄液減少症の外科治療 ブラッドパッチ )
◆ 痛みについて。(痛みが起こる過程や、痛みでできないこと)
・体を動かすことは何一つ問題ない。普通に走ることもできるし、好きなサッカーもできる。
起床時や運動、リラックスしているときは、どちらかと言うとあまり痛みを感じない。
痛みが起こるときは以下の2つです。
勉学や仕事、私生活の中でも長時間座って何かに集中してたり、
立ち仕事でも、同じ姿勢で集中している時。
体を動かしてる時でも、何か考えて力作業している時。
以上のときにお湯が沸騰したかのように、抑えきれない痛みが
背中と足にこみ上げてくる。両手も激しく痺れだす。
要約すると、
『①立っていても座っていても、一定の姿勢で何かに集中していると、耐え難い痛みが一気にあらわれて、
あまりの痛みでじっとしていられない。同じ体勢でいることができない。目の前のことに取り組めない。
②同じ体勢の時以外でも、考えながら力作業している時も激しい痛みが起こります。
体を動かす中でも、好きで行っていることと、そうでないことで痛みが起こるか起こりにくいか分かれます。』
・また痛みの度合について説明しますと、
0から10まで痛みの数値があるとし、5から生活に支障をきたすとします。
私の場合ですと、起床時や運動、リラックスしている時など、さほど痛くない時が0~2。
痛い時が一気に10まで跳ね上がります。痛いときはそれ以上も以下もない。
またどういった時に痛みが起こるかというと、上記の通り、勉学や仕事、私生活の中でも
一定の姿勢で集中している時や、考えながらの力仕事の時に痛みが走ります。
・・・つまり痛くない時と痛い時の「中間」がないことと、特定の時に痛みが起きやすいことが、
日常の中で周りに痛みを表現しづらく、外見から更に想像しにくい要因となっています。
このようなことから、勉学や仕事のみならず、人生そのものがこの痛みによって妨げられます。
◆その他症状
・吃音症、場面緘黙 (喋る際に言葉がどもったり、人によってコミュニケーションがとりずらくなる病気)
◆ 副症状
・記憶力の低下
・不眠症 (抗精神安定薬ロヒプノール2mgを服用しないと眠れない。一日でも抜くと禁断症状でおう吐)
・頭痛
・耳鳴り
・目が勝手にぎょろぎょろ動く
・頻尿
◆ その他(精神面、禁断症状、体調の変化など)
・長期に渡る身体的・精神的負担からくる将来に対する漠然な不安
・8年くらい前から、睡眠時ロヒプノール(精神安定剤)を服用しないと
就寝できない体質になってしまった。一日でもぬくと、
手足を常に動かしていないと胸が苦しくなり、最終的には車酔いしたかのように
気持ち悪くなって、おう吐してしまう禁断症状が出る。
この時に再服用すると禁断症状はおさまる。
▼服用しているロヒプノール2mg
・季節の変わり目、または同じ季節内でも寒暖差が激しい日は症状が重くなる。
しみるように、より痛く感じる。
・病気自体、病院のたらい回し、医者への不信感、将来の不安などの蓄積されたストレス
によるQOLや判断力、思考力、生気、体力、精神力の低下。
・後頭部が後ろに引っぱられるような感じがある。
無意識のうちに後頭部が下にさがり、あごが上がる。
・目が奥にくぼむ。洗顔時に、昔より目玉が奥にあるように感じる。
・副症状で記した「不眠症」に関して言えることは、
肉体的な疲労があっても寝れない。
眠れたとしても短くて3時間、長くても5時間程度で目が覚めてしまい
それ以降は、眠くても眠れないがほとんど。
これまでの「病気の苦しみ、医者への不信感や憤り、将来への漠然たる不安」
などからくる肉体的にも精神的にもストレスまみれになり、
心につっかえができて、いくら眠くても寝れない体質になった。
・病気の症状か、病気のストレスか、ロヒプノールの副作用か
わからないが、誰かと対面して話すときや、写真を撮られるときに、
頭が小刻みに震えるようになった。昔から写真を撮られるときは緊張して
今みたいに震えることはあった。誰かと話してるときに、
緊張しているつもりはないが、意識してか震えるようになった。
◆ 過去の事故・怪我・入院
・4歳か5歳の時、近くの公園で、他人がこいでるブランコに
横から突っ込んで、側頭部を殴打する。
耳を切り、近くの整形外科医院で治療。数針縫う。
その後、総合病院でMRIなどの検査をしたかは覚えていない。
・6歳の時、実家で突然めまいがして倒れ、地元の病院に搬送される。
MRI検査では異常はなし。一週間入院して退院。
・10歳の時、交通事故に遭う。曲がってきた車に自分が飛び出して、
はねられる。1~2m飛ばされ、頭を打った。
目撃者の証言では強打ではなかったようです。
骨折などはなく、幸い打撲の傷ですんだ。
CT,MRI検査の異常なし。
地元の病院に搬送。10日入院。
・11歳の時、右足の親指が巻き爪になる。
地元の整形外科医院で、治療を受ける。
治療内容は酷かった。
麻酔なしで、爪切りで爪の赤い箇所を切られる。(深爪)
その治療を2回受ける。
のちに、地元の総合病院で、ちゃんとした治療を受けて治る。
・中学時、サッカー部に所属。
無意識中に強く飛んできたボールが頭に強打する。
打撲や傷はなく、意識もはっきりとしていて、
支障は特になかった。
・18歳の時、右足の親指(足底)をガラスで切る。
神経を少し傷つけたため、今でも切った箇所は、鈍い感覚である。