システム管理者

概要

システム管理者とは、Shinsai FaxOCRシステム上で各種のシステム設定やユーザ管理を行う最上位のユーザです。システム管理者は、ユーザーの登録・削除などの他、調査管理(サーベイ管理）など、システム全体の管理権限を持ちます。

ただし、システムの初期設定を行い、調査管理のできるユーザを登録してしまえば、日々の調査・集計等の作業は、その「調査管理者」が行い、システム管理者が関与することは、システム障害やファックスの読み取りエラー等の障害対応に限られています。

システムの構築そのものや設定に関しては、3.システム構築をご参照下さい。システム管理者以外のユーザー種別については、こちらをご参照下さい。

システム管理者としてログインすると、メニューに「システム管理」のリンクが出現し、管理者のみが利用できる「システム管理画面」にて、システムの各種設定や調査シートのFaxデータ受信に関する管理を行うことが出来ます。

システム管理画面には、FaxOCR設定、データベース設定、cron設定等の機能があり、必要なシステム設定をウェブから行うことが可能となっています。宛先不明Fax一覧、Fax処理履歴、処理待ちFaxメール一覧、Fax送信履歴といった機能については、受信Faxの管理機能であり、別途、説明します。

システム管理メモは、システムについての様々なメモを行うことが出来る機能です。たとえば、設定先のファックスサーバの電話番号や、配布済みのアカウント情報等、自由な情報をメモして頂くことが出来ます。書き込みに際しては、フォームを編集したうえで、右下の「変更ボタン」を押すことで更新することができます。内部的には、メモ用ファイル(/home/faxocr/etc/note.txt)を書き換える処理を行っています。
FaxOCR設定は、/home/faxocr/rails/../etc/faxocr.confの設定を行うことができます。設定を変更したい場合は、画面より変更修正を行い、右下にある「変更ボタン」を押してください。

データベース設定(閲覧)では、FaxOCRシステムが内部的に利用しているRuby on Railsのデータベース設定ファイル(/home/faxocr/rails/config/database.yml)を確認することが出来ます。このファイルは、システム設置者がシステム構築の際に設定するもので、システム管理者は、閲覧のみ可能となっています。
cron設定(閲覧)では、システムのcron設定を確認することができます。Shinsai FaxOCRシステムでは、cronを用いて、受信したFaxの自動処理を行っており、その実行間隔等の確認にご利用頂くことが可能です。なお、このファイルも、システム設置者がシステム構築の際に設定するもので、システム管理者は閲覧のみが可能となっています。
調査シートチェッカーは、調査シートがシステムの定義する値(縦・横のセルの数が最小値6セル×10セル～最大値18セル×30セルの範囲または、セルの高さならびに幅が30pixel以上のセルで作成)に適合しているかどうかをチェックするためのツールです。作成した調査シートが適切かどうかを確認するためのツールですので、このページに調査シートをUPしても調査シートを登録することはできません。xls.ファイルのみに対応しています。

システム管理者は、ユーザ管理画面にて、各ユーザ(調査管理者・調査担当者・調査報告者)の新規追加や権限設定を行うことができます。詳しくは、こちらのページをご覧下さい。

システム管理者は、システム管理画面にて、送受信したFaxの確認などを行うことで、Faxの送受信における障害対応を行うことができます。詳しくは、こちらのページをご覧ください。

システム管理者は、調査管理者の上位ユーザーとして、Shinsai FaxOCRシステム上にあるすべての調査を管理することができます。詳しくは、こちらのページをご覧下さい。