調査管理者

概要

調査管理者は、FaxOCRを用いた情報収集を統括する管理者です。Faxで収集する「調査シート」をシステムに登録したり、収集した情報をCSV形式でダウンロードしたり、行っている調査を開始、終了するなど、調査に関するすべての権限を有しています。

調査管理者業務の概要

調査管理者概念図

操作説明

調査管理者は、以下の操作を行うことができます。

  • 調査シートの登録

調査管理者は、情報収集のための調査シートをシステムに登録することが出来ます。実際の情報収集には、この調査シートの登録に加えて、調査対象者を登録する必要があります。詳しくは、調査シート登録のページをご参照下さい。

  • 調査担当者の登録

FaxOCRを用いた情報収集では、Faxにより収集された手書き文字をOCR処理することで、情報収集を効率化します。しかしながら、OCR処理には、一定確率で誤読が発生してしまうため、データの精度を確保するために、OCR処理された情報を目視確認することが必要となります。しかしながら、調査管理者が、個々の調査シートを目視確認することは負担が大きいため、具体的な調査を他の担当者に委託することが可能です。この委託のためには、調査担当の権限を有したユーザをシステムに登録する必要があります。詳しくは、こちらのページをご参照下さい。

  • 収集データの確認

調査管理者は、収集したデータを画面上にて確認したり、cvs形式のファイルでダウンロードすることが出来ます。詳しくは、こちらのページをご参照下さい。なお、Shinsai FaxOCRシステムでは、収集したデータを、Faxまたはメールで、必要な相手に自動配信することが可能です(2013年11月現在、機能調整中)。

  • 調査の開始と終了

調査管理者は、調査の開始処理(オープン)と終了処理(クローズ)を行うことができます。一度クローズされた調査を、再開することも可能です。なお、クローズされた調査に対して送られたFaxは、エラーとなります。調査の開始、終了処理は、調査一覧から該当する調査シートを選択し、調査シートの編集画面に現れる「ステータス」を変更することで行います。

調査のオープンとクローズ

ステータス
  • Fax受信障害の障害対応

送られたはずのFaxが届いていない場合、送信側に問題があるのか、Faxサーバに問題があるのか、FaxOCRシステムに問題があるのか、問題点を明らかとし、必要な対応を行う必要があります。調査管理者は、そのために、FaxOCRシステムには届いたもののあて先の調査が分からないような「宛先不明Fax」を確認することが出来ます。「宛先不明Fax一覧」を閲覧するには、○○より移動します(2013年11月時点で、調整中)。