フォーラム 自然と歴史を活かした防災・減災 ―東日本大震災の学びを備える側と共有する―

フォーラムは無事に終了いたしました. ご参加いただいた皆様,誠に有難うございました.

Post date: May 11, 2018 10:06:04 AM

東日本大震災後に立ち上がった「地域の自然と歴史に学ぶ里浜復興研究会」では、仙台湾沿岸の被災地を対象として、「自然と歴史を活かした防災・減災」をテーマに研究や地域活動を進めてきました。このフォーラムでは、大地震・大津波を経験した側と備える側の情報交換をとおして、社会的課題である防災・減災対策の社会実装のために、どのような視点や仕組みが必要なのかを導きだし、その智慧を両者で共有するとともに、ほかの地域や次の世代へつなげたいと思います。

日時:2018年5月25日(金) 13:30~17:00

会場 浜松市白脇協働センター・ホール(定員150人)

次第

13:00 開場

13:30 開会

13:35-13:50 趣旨説明

企画の意図―自然と歴史を活かした防災・減災―

原慶太郎(東京情報大学・地域の自然と歴史に学ぶ里浜復興研究会)

13:50-15:00 講演

仙台湾沿岸域における東日本大震災後の防災・減災の取り組み

平吹喜彦(東北学院大学・地域の自然と歴史に学ぶ里浜復興研究会)

静岡県における“ふじのくに森の防潮堤づくり”について

塩澤靖弘(静岡県中遠農林事務所)

猿田けい(静岡県農林技術研究所森林・林業研究センター)

15:00-15:10 休憩

15:10-16:10 講演

歴史に学ぶ防災・減災

仙台湾岸と駿河湾・遠州灘の海岸林を例に

菊池慶子(東北学院大学・地域の自然と歴史に学ぶ里浜復興研究会)

遠州灘における高潮津波被害と浅羽大囲堤・命山

杉山侑暉(袋井市歴史文化館)

16:10-16:45 総合討論

モデレータ 岡浩平(広島工業大学・地域の自然と歴史に学ぶ里浜復興研究会)

16:45-16:55 総評

吉﨑真司(東京都市大学副学長・日本緑化工学会副会長)

17:00 閉会

※参加予約・参加費ともに不要です.

主催:地域の自然と歴史に学ぶ里浜復興研究会(代表 原慶太郎)

後援:日本海岸林学会,植生学会,日本景観生態学会,自然環境復元学会,日本緑化工学会海岸林・沿岸域緑化研究部会,日本生態学会生態系管理委員会

協力:東北学院大学(予定),東京情報大学,海岸侵食災害を考える会,南蒲生/砂浜海岸エコトーンモニタリングネットワーク,生態系サービスの享受を最大化する‘里浜復興シナリオ’創出プロジェクト

このフォーラムは、「公益財団法人日本生命財団 平成29年度環境問題研究助成(学際的総合研究)」の助成を受けて実施するものです。

チラシ