4.3 県・市町村単位の統計を見たい
都道府県・市区町村のうち、地図で表示できるのは都道府県だけだよ。
市区町村は表とグラフ、散布図だけ。
3)都道府県を選び、「地域を選択」を押す。全国は外す。
4)選んだ都道府県が右ウインドウに移るので、「地域選択」を押す。
5)データ種別・分野・大分類・小分類を選び、項目候補から項目を選んで「項目選択」を押す。
または、キーワード検索する。
6)選んだ項目が右ウインドウに移るので、「表示項目選択」を押す。
7)表が表示されるので、右上の「グラフ表示」タブを押す。
8)左下の「グラフ表示設定」タブを押す。
9)グラフの種類選択で地図を選び、「設定して表示を更新」ボタンを押す。
10)マップが表示される。
年次を変えたいときは、左上の年次を変えて、右上の「更新」ボタンを押す。
4.3.3 転入転出人口・将来人口・産業別生産額・観光客数など⇒地域経済分析システムRESAS(リーサス)
地方創生の市区町村別戦略立案のため、地域の現状を見える化したもの。
1)RESASを開く
2)メインメニューからマップを選ぶ
4)右ウインドウのグラフボタンを押すと、グラフが表示される
その他のマップやグラフの例
人口マップ→人口の社会増減
人口マップ→人口の社会増減→From-To(定住人口)
人口マップ→将来人口推計→グラフで表示
産業構造マップ→全産業→全産業の構造
産業構造マップ→全産業→労働生産性(企業単位)
産業構造マップ→全産業→労働生産性(企業単位)→グラフを表示
観光マップ→国内→目的地分析→探索ランキングを表示→推移を見る
観光マップ→国内→→From-To(宿泊者)
観光マップ→外国人→外国人メッシュ
まちづくりマップ→企業立地動向
まちづくりマップ→企業立地動向→選択地域内の産業割合を見る
まちづくりマップ→滞在人口率→グラフを表示
まちづくりマップ→国内移動時間分析→出発する市区町村を選択
まちづくりマップ→近距離移動時間分析→出発するメッシュを選択→交通手段を選択
3)左ウィンドウで県にチェック
4)右ウィンドウで「特定都市への通勤・通学」→「通勤」を選ぶ
5)右ウィンドウで「○○市への通勤者比率」を選ぶ
新宿区への通勤者比率の例
6)凡例ボタンを押すと、塗り分けの境目の値(閾値)を変えられる
港区への通勤者比率の例
千代田区はこんな感じです。
それぞれ、勤務先に近いところに住んでいますね。
4.3.5 市区町村別所得水準
全数調査で全国全市区町村分ある。
ただし、非課税世帯はカウントされず、横浜市や川崎市など政令指定都市の区別は分からない。
1)左ウィンドウで「市区町村の区分図」を選び、県を選ぶ
2)右ウィンドウで「暮らし」→「所得」→「世帯あたり課税対象所得額」を選び、年次を選ぶ
住宅・土地統計調査による。
抽出率は7%で、小さな町村はデータがない。
東京
都心3区の北側(中野・板橋・豊島・足立区)が比較的所得水準が低い。
横浜市内だと南区、さいたま市内だと桜区が低いが、いずれも川沿い。
千葉市内はチバリーヒルズがある緑区が高い。
大阪
大阪市・京都市が低く、郊外が高い。いわゆる「都市構造の同心円モデル」になっている。
「大阪都構想」は大阪市の救済策、という側面もあるのかもね。
名古屋
名古屋市は丘陵部の東側の方が高い。
どちらも「所得」であって「保有資産」ではないので、定年退職者が多いと低くなります。
保有資産という意味では、住宅地地価がいちばん実態を表しているのかしら。