Post date: Jun. 9, 2018
カンボジアの旅の醍醐味は遺跡巡りです。
特に、カンボジアには遺跡が多く点在しており、自然のど真ん中や街の外れの思いがけないところで突如と遺跡と出会ったりします。
前回チャリティ参加についてブログを書きましたが、チャリティ先に行く途中にも脇道に逸れた先になかなか規模のでかい遺跡がありました。タイのアユタヤ遺跡くらいはあるのではないかと思います。
なかなか雰囲気のある遺跡。お寺として地元の住人に使われている。(2016年10月)
お寺の外苑とロンさん(2016年10月)
壁画(2016年5月)
5世紀ごろ?ヒンドゥー教の伝来とともに建てられたと書かれているらしい。(2016年5月)
写真を取るのに夢中になる人たち。(2016年5月)
また、タケウ州の湖の真ん中にある遺跡も神秘的な雰囲気を持っています。雨季になると、1時間くらいボートを漕いで、神殿にたどりつくことができるそうです。(2014年10月に訪れたのですが、私は熱を出してこの時、ホテルで寝ていたので写真はなし。)
参考画像(https://www.cambotours.com/takeo-travel-guide.html)
タイとの国境付近の山岳地帯にも巨大な遺跡があります。プレビヒア寺院と呼ばれているのですが、ここは2011年まで、タイとカンボジアの間でこの遺跡を巡って紛争が起きていたのですが、近年ようやく国連の仲裁により落ち着きました。いまでは非常に人気な観光スポットの一つになっています。
ただ、紛争時の地雷がまだ意図的に残されているという話なので、舗装されていない道は決して歩いてはいけません。
山のてっぺんにある遺跡なため、景色もとても綺麗です。ただ、私が訪れたときは、乾季の真っ只中だったためか、遠くの景色が砂埃で霞んでしまっていました。
プレビヒア寺院遺跡の一部(2018年2月)
遺跡をひたすら上ります。(2018年2月)
プレビヒア寺院のこのモニュメントはカンボジアの2000リエル紙幣にも描かれています。(2018年2月)*2000リエル=約50円
遺跡から少し離れるとタイとの国境です。(2018年2月)
プレビヒア寺院の頂上にて一橋大学の奥田教授と。(2018年2月)
カンボジア中央銀行の職員にガイドしてもらいました。(2018年2月)
プレビヒア寺院遺跡にて。世界ふしぎ発見に出てきそうな回廊です。(2018年2月)
そして、なんといっても一番有名な遺跡はアンコール・ワットやアンコール・トムなどがあるシェムリアップ州の遺跡群ですが、この遺跡についてはまた別のブログでまとめたいと思います。
最近は、アンコールワット遺跡の周辺の道路がしっかりと舗装されるようになって観光客にとっても訪れやすくなりましたが、観光地化されてしまうのはなにか寂しいものがあります。やはり、自然の中に唐突にある感じが、冒険しているような気分にさせてくれて非日常を味あわさせてくれるものなのかもしれません。