[5Eプロセス その応用技術]
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*発電効率40%目標 多様な可燃物に対応可能
(多分、1MW級分散型電源では世界トップ級)
【開発の背景】
現在の大規模発電所の化石燃料(石油・石炭・LNG)及び核燃料は輸入して発電の燃料にしてます。しかしその約60%は排熱であり、使用されず、捨てられてます。このデカイ(20万~100万KW級)発電は,毎日約28億円(化石燃料及び核燃料は年間輸入額 17.1兆円 2010年から計算)空と海にお金を捨てている技術でもあります。我国は過度に、また陳腐化しつつある大規模発電に頼らない21世紀型自給自足社会を目指しましょう。
また、NEDOと大手の会社・電中研がガス化発電に取り組みましたが、現在実用化・事業化になっておりません。海外では小型は実用化になって、それを日本は輸入している。
[ターゲットと国産エネルギー]
多数の工場・ビル等電力量は10~2000kW程度です。工場等で発生する可燃性ごみから、電力(熱電併給)を得て、使う自給自足出来ます(余剰電力は売電)、産廃費不用の生産型環境保全技術です。
可燃物のハイブリッドガス化複合発電システムをご検討ください。発電効率35~40%、総合効率 75%、コストパフォーマンスから最適と思います。貴社の経済的・社会的価値( SDGs)が向上するでしょう。
また、エネルギー自給率が低い我が国は、為替に影響されない国産エネルギーで、国の電気エネルギーは安定化できるでしょう。そして貿易の健全化等の効果が期待できます。
枯れ木(NEDOと大手会社の事業化はまだ)の上に新芽(小企業の弊社ら)
[5Eプロセスの開発経緯]
バイオマスは産業革命以降、日本を含む世界中でR&D・実用化されて、膨大データあります。それは、その時代に適応した技術・製品でした。が基礎的データは現在も生きているのです。この認識にたち、特にガス化に着目し、産学官の専門家10名の5E研究会を立ち上げました。
一方、19世紀以降人口増加に伴い所謂、ごみ問題が顕在化した。便も同様。これらは新しいアプローチが必要であった。
約20年間R&D及び市場調査を行い、従来課題であった①原料の多様化に対応不可②ガス化技術のタール問題③小型の直接燃焼では発電効率が低い、を同時解決した、ハイブリッドガス化複合発電システム(Hybrid gasification combined power generation system BPHBCC)が構築出来たー5Eプロセスと命名ー5E研究会の皆様とH26年8月特許出願しました。
発明者 長本、雑賀、酒井、小林、海保、小寺、小屋“バイオマス発電システム“特願2014-168390
出願人:工学院大学。
また、それに至る開発履歴を下記ファイルにまとめました。
【応用】
応用技術ー1 小型バイオマスガス化複合発電システム BPCC-b 発電効率35~40% 総合効率75%程度
(適応先) 間伐材・樹皮・端材・剪定・廃材のチップ、農業残渣物及び水処理汚泥等、多様なバイオマスを対象とするタールレスのガス化複合発電システム。ビジネスモデルが完成したので、現在、プレゼンしております。
同上ー2 可燃物のハイブリッドガス化複合発電システム BPHBCC-cm 発電効率35~40% 総合効率75%
バイオマスとプラスチックをそれぞれガス化する2系列混合プロセス技術。
(適応先)工場(プラスチックも含む)・ビル・大学・研究所・団地・ファミレス・コンビニ・スーパー・百貨店・レジャー産業・宿泊業及び自治体等の可燃物を対象とする。
同上ー3 木質バイオマスと廃プラスチックの50kWトリプル熱電システム 発電効率25~30% 総合効率85%
発電効率25%程度の小型バイオマスガス化熱電システムはほぼ実用化されましたが、エネルギー源の多様化に対処する、世界に普及する技術が必要です。
木質バイオマス、廃プラスチックの地球資源で電力・熱を創り、排熱はサーマルリサイクルして廃プラスチックを熱分解ガス化ガスにする安価で、最適システム「50kWトリプルガス化熱電システム」を研究開発しました。
同上ー4 可燃物の10kW発電システム 発電効率20~40%
10kW未満の発電機は一般電気工作物になるようです。バイオマス等可燃物で電気を安価に創り、使いましょう。
電気も自給自足に。