13. バックアップ 目次
13. バックアップ
定期的にコースのバックアップを心掛けてください。データの保全はもちろんのこと、過年度コースを参考として、これまでの資源を活用しつつ新年度コースの準備をする場合にも、バックアップデータの利用は役立つことでしょう。
13.1 コースのバックアップ
コース画面右にあるブロックドロワを開き「管理」ブロックの「コース管理」より「バックアップ」を選択します。
バックアップは「初期設定」「スキーマ設定」「確認およびレビュー」「バックアップを実行する」「完了」と進みます。
以下、各手順について説明します。
初期設定
バックアップする項目を選択し、画面下の「次へ」をクリックします。
スキーマ設定
トピック、またトピックに含まれる活動・リソースについてバックアップする項目を選択し、画面下の「次へ」をクリックします。
確認およびレビュー、バックアップの実行
バックアップ項目を確認し、画面下の「バックアップを実行する」をクリックしてバックアップを開始します。
完了
正常に終了すると、下図のような画面が表示されます。「続ける」をクリックすると、バックアップファイルが「ユーザプライベートバックアップエリア」に保存されていることを確認できます。この画面への移動は、画面右に表示されている管理ブロックの「コース管理」>「リストア」より可能です。
過年度のMoodleで利用していたコースのデータを新年度版Moodleにリストアする場合は、ここで作成したバックアップファイルを一度自身のPCにダウンロードしてください。その後、ダウンロードしたファイルを新年度版Moodleへアップロードしてリストアを行います(詳細は次節を参照)。
13.2 コースのリストア
画面右に配置されているブロックドロワを開き「管理」ブロック内の「コース管理」より「リストア」を選択し、リストアを行うための設定画面を表示します。
リストアに利用するバックアップファイルの選択
リストアを行うためのバックアップファイルは、⑴当該年度版Moodleで作成されたバックアップファイル、もしくは⑵過年度版Moodleや他のMoodleで作成されたバックアップファイルの2種類が考えられます。
⑴のバックアップファイルは「ユーザプライベートバックアップエリア」に表示されるので、置き換えたいファイルのリストアを選択します。⑵のバックアップファイルを利用する場合は、まず当該年度版の千葉大学Moodleに①バックアップファイルをアップロードし、②リストアを選択します。
リストアは、使用するバックアップファイルの確認の後、「宛先」「設定」「スキーマ」「レビュー」「処理」「完了」と進みます。まずはバックアップファイルの内容を確認し、画面最下部右側の「続ける」をクリックします。
宛先
ここではリストア先を設定します。現在のコース、または現在のコース以外に教師として運用しているコースにデータをリストアすることが可能です。またリストア先に加えてデータの復元方法も選択します。復元方法は、既存のデータを残したままバックアップデータを追加する(追記)、もしくは既存データを消去した上でバックアップデータを追加する(上書き)の2択です。
設定
リストアする項目を選択し、画面下の「次へ」をクリックします。
スキーマ
トピック、またトピックに含まれる活動・リソースについてリストアする項目を選択し、画面下の「次へ」をクリックします。
レビュー、処理、完了
確認画面が表示されますので、確認後、画面最下部右側の「リストアを実行する」をクリックしてリストアを開始します。
正常に終了すると、下図のような画面が表示されます。