08. グループの活用 目次
8. グループの活用
Moodleのコース内では、グループ機能を活用して参加者(学生など)をグループ分けをすることができます。
グループごとにトピックや活動・リソースを割り当てることで、グループワークを行います。
8.1 グループの作成
新規グループの作成
グループの作成
グループの作成画面を開くには、
ブロックドロワを開き「グループ」をクリックします。
「グループを作成する」をクリックします。
グループの設定画面が表示されます。
1.グループ名を入力します。
2.「変更を保存する」をクリックします。
グループへのユーザ登録
前の画面で「変更を保存する」をクリックすると、グループの設定画面に戻ります。
「ユーザを追加/削除する」をクリックします。
「ユーザを追加/削除する」画面が表示されます。
「潜在的メンバ」のボックスに、コースの参加者が表示されます。グループに登録するユーザを選択して「追加」ボタンをクリックします。
選択されたユーザは「潜在的メンバ」ボックスから「グループメンバ」ボックスに移動します。
グループに登録したいユーザを「グループメンバ」ボックスに移動させたら、「グループに戻る」ボタンで前の画面に戻ります。
グループの画面に戻ると、登録したグループにユーザが登録されていることが確認できます。
以上の操作を必要なグループに対して繰り返し、各グループにユーザを登録します。
8.2 活動・リソースへのグループの適用
フォーラムや課題などの活動、ファイルやページなどのリソース、またはそれらのコンテンツを配置するトピックに対して、それらを利用できるグループを設定するには、トピックや活動・リソースの「モジュール共通設定」と「利用制限」で指定します。
ここでは「フォーラム」にグループを適用するものとして説明します。
活動・リソースへのグループ適用方法(フォーラムをグループAのユーザのみ利用可とする場合)
グループモードを設定する
1.「編集モード」をクリックして編集モードを開始します。
2.グループ設定をしたい活動(この場合はフォーラム)の横にあるメニューアイコン「︙」をクリックします。
3.ドロップダウンメニューが表示されますので「設定を編集する」を選択します。
モジュール共通設定
「グループモード」欄を設定します。
・グループなし
を選択します。
2.グループ設定をしたい活動(この場合はフォーラム)の横にあるメニューアイコン「︙」をクリックします。
3.ドロップダウンメニューが表示されますので「設定を編集する」を選択します。
利用制限の設定
「アクセス制限」欄をクリックします。
「制限を追加する」というダイアログボックスが表示されますので、「グループ」を選択します。
4.アクセス制限の設定画面に、グループの設定欄が追加されます。
5.「選択」欄をクリックします。
6.選択できるグループが表示されますので「グループA」を選択します。
7.6.で指定したグループ以外の参加者からの見え方を指定します。
目のアイコン:グループA以外の参加者からはこのフォーラムがグレーで表示
目に斜線のアイコン:グループA以外の参加者にはこのフォーラムは非表示
設定が完了したら「保存してコースに戻る」をクリックします。
学生からの見え方
「次の条件に合致しない限り利用できません。あなたがグループAに属している場合」と表示されています。
8.3 参考情報
グループ登録キー
グループ機能を利用する場合、「グループ登録キー(コースの登録キーと区別するため「グループ登録キー」と呼ぶことにします)」を設定することができます。
グループ登録キーは、コースの登録キーと同様、参加者がコースへの自己登録を行うときに使用します。コースに参加すると同時に、グループメンバーとしても登録されます。
たとえば、コースへの初回参加時に求められる登録キーの入力場面において、
1.コース設定の際に設定した登録キーを入力すると「グループなし」
2.グループAに設定したグループ登録キーを入力すると「グループA」
3.グループBに設定したグループ登録キーを入力すると「グループB」
のように、入力した登録キーの種類に応じて、参加者の所属グループが自動的に分類されます。
グループ作成画面の表示方法
グループ作成画面を開く方法は「8.1グループの作成」で説明した方法の他にもあります。
コース画面のメニュータブから「参加者」を選択します。
表示されている「登録済みユーザ」のボックスをクリックすると、ドロップダウンメニューが表示されます。
「グループ」を選択します。
これでグループの作成画面が表示されます。
トピックへのグループ適用
「活動・リソースへのグループ適用方法」と同様の手順で、トピックをグループに割り当てることもできます。