発音
発音 2・3
レベル:2・3
使用言語:日本語
履修上限:10人
週1回(90分×週1回×15週)
神田外語大学の2単位相当
担当:川名恭子
授業内容
このコースでは、音や拍・リズム、アクセント、イントネーション、プロミネンスなどの日本語の発音について勉強します。
授業では、発音の練習方法やツールを紹介します。その中から、自分に合う方法やツールで練習して、苦手な発音を直します。また、クラスメートと発音の練習や活動をして、教師やクラスメートにフィードバックをもらいます。
課題としては、授業中に勉強したことをレコーディングして、提出します。最終課題としては、発音についての活動をクラスで発表します。
スケジュール
1回目:オリエンテーション
2~7回目:日本語の音、拍・リズムなど
8~12回目:アクセント、イントネーション、プロミネンス、シャドーイング、アフレコなど
13~15回目:最終課題と発表
※スケジュールは変わることがあります。
教科書・参考書
授業でプリントを配付します。
OJAD(Online Japanese Accent Dictionary)http://www.gavo.t.u-tokyo.ac.jp/ojad/
成績
①授業参加度
②課題
③最終課題
発音 4・5・6
レベル:4・5・6
使用言語:日本語
履修上限:10人
週1回(90分×週1回×15週)
神田外語大学の2単位相当
担当:稲葉和栄
授業内容
このコースでは、日本語の音やリズム、アクセント、イントネーションなど日本語の発音に関するさまざまな要素について学びます。個人練習だけでなく、ペアやグループ練習を行いながら、自分の発音上の問題点に気づき、その解決に必要な練習を行います。
授業では、各学生が自分の発音を録音し、それを教師やクラスメートと一緒に確認し、課題や改善点を考える活動も取り入れます。この授業の1つめの目標は、教師やクラスメートのフィードバックを得ながら、自分の発音の特徴を理解することです。2つめの目標は、自分の特性に合わせた効果的な発音の学習方法は何かを考え、教室以外でも持続して自分の発音に意識を向けられるようにすることです。効果的な学習方法を探るために、「発音や音声の基本的な知識(知識)」「音を聞き理解できる練習(理解)」「音を出す練習(産出)」を授業で扱います。説明はすべて日本語でおこないます。
授業で扱う、具体的内容を以下にいくつか挙げます。履修する学生のニーズに合わせ、授業で取り扱うトピックは、履修する学生のニーズに合わせ柔軟に対応していきます。
①日本語の音(五十音・外来語音(例:カタカナで表記される音)など)
②日本語のリズムと拍感覚(例:フット)
③話し言葉の発音(縮約形(例:パソコン)、無声化(例:「山田です」の「す」)
話し言葉のロールプレイ(ペア・グループワーク)
④名詞のアクセント(頭高型・中高型・尾高型・平板型・アクセント核)
⑤イ形容詞と動詞のアクセント(活用語尾のアクセント)
⑥イントネーション(イントネーションと表現意図(例:上昇調・下降調・平調)
教材・参考教材
授業で配布・紹介します。
課題の発音を録音しMoodleなどに提出するために、スマホやICレコーダーを自分で準備すること。
評価基準
授業参加度:20%
課題(録音提出含む): 60%
発表(ロールプレイ):20%