ビジネス文化入門
ビジネス文化入門 4・5
レベル:4・5
使用言語:日本語
履修上限:10人
週1回(90分×週1回×15週)
神田外語大学の2単位相当
担当:若松由美
授業内容
ビジネス文化入門4・5では、アルバイトなど、身近な場面や、将来、企業やその他の職場で必要とされるビジネス・コミュニケーションについて理解することを目指します。また、ビジネス場面で使われる日本語表現や、コミュニケーションに必要な日本語の使い方を学び、母国との違いなどについて考えます。
対象者
日本語レベル4・5
ビジネス場面での日本語コミュニケーションに興味がある人が履修するコースです。
授業の目標
1)言語能力
ビジネス日本語の基本的な表現を学び、実際に使えるようになる。
2)社会言語能力
日本人と日本語を使う職場で仕事をするとき、どの程度の丁寧さで話すことが適しているかを理解する。
3)社会文化能力
ビジネスの場面の短いスキットを使った練習しながら、日本の仕事の場面、例えば就職活動をするときに、必要な社会文化を理解する。
将来のキャリアプランを考えるときに、これから先、日本の社会文化をどのように身につけていくべきかを含めて考えていくことができるようにする。
授業の構成
<毎回の授業の流れ> *前半の回を例に
授業の前に事前に配布した資料を読み、各自予習の課題をします。
課題について考えたことをクラスで話し合います。
第1回では、簡単なビジネスメールを実際に書く練習をします。その後の回でも電話応対や面接を授業の中で練習します。
ビジネスメールでは書いたメールを課題として提出します。また、電話応対や面接は会話を録音して、課題として提出します。
授業の予定
第1回~第5回
ビジネスメールの書き方・電話応対・アルバイトや就職の面接の受け方(入門レベル)
第6回~第10回
敬語(ウチとソトの使い分け)・ビジネスマナー(入門レベル)
第11回~15回
ビジネスの場面でのプレゼンテーション(入門レベル)
(プレゼンテーションの仕方・スライドの作成・プレゼンテーションの練習・発表)※発表が最終課題
教材・参考教材
授業で配布・紹介します。
評価項目
授業参加度
各トピックの課題
最終課題(プレゼンテーション)
ビジネス文化入門 6・7
レベル:6・7
使用言語:日本語
履修上限:10人
週1回(90分×週1回×15週)
神田外語大学の2単位相当
担当:眞鍋雅子
授業内容
【概要】
異なる文化の多様な人々と一緒に働くとき、必要となる企業文化やビジネス・コミュニケーションを理解することを目指します。
日本人とのフォーマルな場面でのコミュニケーションに必要な日本語表現を学び、母語との違いを理解します。
日本語を使ったビジネスメールなど、文書によるやりとりについて学びます。
【対象者】
日本語レベル6、7の学生で、ビジネス場面での日本語コミュニケーションに興味がある人、日系企業で働きたい人が対象です。
【授業の目標】
面接などのフォーマルな場面やビジネス場面において適切なコミュニケーションができる。
異文化のビジネス場面やフォーマルな場面で生じる問題点を発見して解決できる。
日本のビジネスの習慣や文化について知り、コミュニケーションに応用できる。
ビジネスやフォーマルな場面での文書によるやりとりを理解することができる。
【授業の構成】
毎回、異文化のビジネス場面におけるケースの問題点を発見し、その解決方法について話し合います(ケース学習)。授業の前に、各ケースの資料を読んで、自分ならどう行動するかを考えてワークシートに書きます(事前準備の宿題)。問題解決のために必要なビジネス場面における習慣や文化、日本語コミュニケーションの表現について学びます。
コースの前半では、就職のための自己分析を行い、オンラインによる模擬面接を行います。
コースの後半では、日本語で書かれたビジネスメールなど文書によるやりとりについて学びます。また、自分たちで実際に書いてみます。
教材・参考教材
授業で配布・紹介します。
評価基準
振り返り20%:授業のあとで書いて提出
クイズ10%:授業で学んだ内容の理解確認
宿題20%:ケース学習のワークシート
課題20%:模擬面接(パフォーマンス)と授業で使用するワークシートなど提出物
最終課題30%:ケース学習に関するレポートを提出
履修上の注意
クイズは追試(メイクアップ)をしません。
提出物は提出が遅れると減点します。(マイナス50%)締切日を守ってください。
評価は日本語能力によっておこないません。
ディスカッション中心のクラスなので、積極的な参加が必要です。