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R6年度SSH口頭発表選考会
2月7日(金)3~6校時、SSH口頭発表選考会が行われました。1・2年生の普通科と理数科合同で全114グループが16教室に分かれ、1グループの持ち時間は発表8分・質疑応答10分と質疑応答重視で行われました。普通科の課題研究活動を年度当初からサポートしている北見NPOサポートセンターの谷井理事長も参観しました。1年生にとっては初めての発表で緊張した生徒も見られましたが、時間内に発表を終了し、相互評価では改善点だけでなく良かった点と労いのコメントが寄せられました。コメントの一部を紹介します。
・スライドには要点だけをまとめ、口頭の説明で補完するとよい。
・タブレットで見せてくれた画像はスライドに含めてくれたら後ろの席でも見やすいと思った。
・スライドの文字が小さいと感じた。
・企業にインタビューをした結果の根拠に基づいていてわかりやすく発表の声も聴きやすかった。
・自分にはない新しい視点の実験、聞いていてとても面白かった。
・北海道に起こり得る自然災害の危険性を把握できる良い発表だと思った
・食物の育成という観点で私たち消費者が主に気にする大きさと甘さ、生産者が気にする成長速度という観点で実験が行われているのはとてもよいと思った。
・野菜を使ったインクという発想が面白いと思った。インクの持続や色落ちについて研究を進めると実際に使えるものになると思った。
・メントールの量が多いハッカを作る研究は発展性が高くて面白いと思った。
2年生の発表では「用語の説明」「問いかけ」「逆質問」「選択肢への挙手を求める」などの聴衆の興味を引く工夫のほか、質疑応答では「質問ありがとうございます。」の一言の後に回答したり、該当箇所のスライドを表示、板書で説明するなどの配慮も見られ、1年生にとって参考になる点が多くありました。
生徒と教員からの相互評価のコメントは各グループにフィードバックされ、反省と今後のさらなる改善に役立てられます。1・2年生共に「アイコンタクト・グループ全員で発表を行う姿勢・声量などの発表態度」と「論理的な説明」のさらなる改善を期待します。
3月19日(水)に開催されるSSH課題研究発表会では、今回の選考会で選ばれたグループがステージ上でスライドを使って発表を行うほか、全グループが体育館でポスター発表を行います。
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