令和8年度 ニュース
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第17回坊っちゃん科学賞 研究論文コンテスト「入賞」「奨励賞」受賞!
第17回坊っちゃん科学賞 研究論文コンテストにおいて、本校3年理数科の3グループが応募し、「入賞」と「奨励賞」を受賞しました。
【入賞】
「注射における皮膚への圧力と速度の関係について」GSⅢ物理5班
【概要】本研究では、痛みを感じにくい注射の刺し方について、注射針の刺入速度と皮膚に加わる力の関係に着目して検討した。痛みの大きさは注射針にかかる力に比例すると仮定し、針が皮膚へ刺入する際の速度、作用力、および刺入する長さの関係を実験的に調査した。実験では台車に注射針を取り付け、人工皮膚へ刺入させることで各種データを取得した。その結果、刺入速度と作用力には一定の関係が認められ、過度に速い刺入は作用力を増大させる一方、表皮を速やかに通過できる程度の速度が痛みの軽減に有効であることが示唆された。本研究は、将来的な自動接種装置の開発や注射技術の最適化に応用できる可能性を有する。
「自己推進型ゲルの軌跡について」GSⅢ化学4班
【概要】アルギン酸ナトリウム水溶液にエタノールを加え、ゲル化させるとゲル粒子が水溶液の表面を自発的に運動することが先行研究より報告されている。本研究ではまず、シャーレを用いた予備実験を行い、多くのゲル粒子がシャーレの壁を沿うように円を描く起動で運動することを観測した。この結果を踏まえ、容器の形状がゲル粒子の運動パターンに与える影響を調査するため、四角形容器を用いた実験を行った。その結果、容器の形状の変化に伴い、壁に沿って運動する軌道と、円を描く軌道の二種類のパターンが現れることを確認した。
【奨励賞】
「制震構造の検討と比較」GSⅢ物理2班
【概要】本研究では、「制震」分野における振り子を用いた制震構造について縮小モデルを用い、振り子の糸の長さと錘の質量についての条件を変えて、それぞれ制震効果の程度を比較した。その結果、糸の長さ10cm、錘の質量60gという条件において制震効果が最大化した。加えて、制震効果が最大化する条件について考察した結果、糸の長さ9.9cmで、また錘の質量は理論上大きい程制震効果が増すという結論に至った。
優秀賞・優良入賞・入賞に選ばれた研究論文は作品集として記録され、来年度のコンテスト参加校にデジタルブックとして配信されます。
主催:東京理科大学
共催:東京理科大学校友会 理窓会
大会HP