11月25日(月)~29日(金)の5日間、図書委員会が企画した図書祭りを開催しました。
図書祭りではスタンプラリーが行われ、図書室で本を1冊借りるとスタンプカードにスタンプが1つもらえます。スタンプが4つたまると手作りのしおり、8つたまると絵本カバーで作ったバッグがもらえます。しおりと絵本カバーは図書委員会の児童が作成しました。また、業前の時間に各クラスを回り、読み聞かせも行いました。
図書室は初日から大盛況で、多い日は1日に100冊以上の貸し出しがありました。これまで読んだことのないジャンルの本にチャレンジしたり、友達同士で面白いと思った本を紹介したりする様子も見られました。
図書祭りをきっかけに、児童にはさらに本に親しんでほしいです。
地域で裁縫活動を行っている「カーネーション」の方々に学習ボランティアとして、家庭科のミシンを使う学習の支援をしていただきました。
11月25日(月)は5年2組、26日(火)は6年1組、27日(水)は5年1組、29日(金)は6年2組で、それぞれミシンの使い方やアイロンの掛け方などを教わりました。
5年生はランチョンマットを作製しました。作りでは、初めてのミシンの扱いに最初は戸惑う様子が見られましたが、縫い進め方や返し縫いなどのコツをその都度教えていただいたことで、活動の終盤は自信をもって取り組むことができました。
6年生はエコバッグを作りました。昨年度に引き続き今年もミシンの使い方を教えていただき、ミシンの使い方が上手になっていると褒められると、子供たちはうれしそうにしていました。
「カーネーション」の皆様、丁寧なご支援とご協力ありがとうございました。
11月29日(金)に、6年生とはまなす学級の児童を対象に読み聞かせがありました。
渡波小学校は金曜日が読書タイムになっており、定期的に読み聞かせボランティア団体の「わたげ」の皆さんによる読み聞かせがあります。団体に新しく保護者の方や地域の方が参加してくださり、新体制になって初めての読み聞かせとなりました。
はまなす学級では、2名の方に「せんたくかあちゃん」と「ぞうくんのさんぽ」を読んでいただきました。児童たちは夢中になって話を聞き、絵本の絵を見て見付けたものをつぶやくなど、物語の世界に入り込んでいました。
今後も読み聞かせを通じて本を読む楽しさをみんなで共有し、読解力を育んでいきます。
11月28日(木)に、生活科「たのしいあきいっぱい」の学習で学区内の公園2か所に行き、落ち葉集めをしたり遊具で遊んだりしました。
児童は同じ公園で6月に遊んだときと比べて、葉っぱの色が黄色や赤色になっていることや咲いている花の数が少ないことなど公園内の植物の様子が変わっていることに気付きました。また、公園のルールを守りながら友達と楽しく遊ぶことができました。
今後は、これまで集めてきた落ち葉や木の実を使って飾りやおもちゃを作る予定です。
11月26日(火)に、生活科「もっと なかよし 町たんけん」で学区内の店や施設を訪問しました。
大宮町方面(石巻ひがし保育園、あいのや 渡波店、えくれーる、大宮神社)、渡波町方面(宮殿寺、津田釣具店、みやぎ生協 石巻渡波店、薬王堂 石巻渡波店)、さくら町・新成方面(渡波交番、BARBER TOMO’s 、さくら町歯科、渡波保育所、渡波中学校、ミニストップ)の3コースに分かれて、それぞれ町探検を行いました。
各訪問先では、施設や店内を見学し、もっと知りたいと思ったことについて質問しました。宮殿寺を訪問したグループでは、僧侶の方とお話をして、渡波の祖先が祭られているお寺なので、庭掃除の手伝いをして大切にしていきたいという思いをもちました。渡波交番では、交番の方のお話から、交番の方々がいつも自分たちを守ってくれていることを知り、事故に遭わないように安全に生活をしようという思いをもちました。
このほかにも全ての訪問先で多くの人たちと関わることができました。地域の歴史や文化、安全で健康な生活を守るために一生懸命に働く素敵な人たちがたくさんいることを知り、より一層渡波地区に親しみや愛着の気持ちをもちました。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
11月22日(金)、原子力災害想定避難訓練を行いました。
今回は、休み時間に女川原子力発電所で事故が起きたという想定で訓練を行いました。本校は女川原子力発電所から30㎞圏内にあり、原子力災害が発生した際には屋内退避を行う必要があります。
訓練では、発災後速やかに自分の教室に避難するよう放送で児童に指示し、安全が確保できるようにしました。そして、掲載写真のように担任が教室の窓とカーテンを閉めたり、換気扇や暖房器具を止めたりして、外の空気が極力校舎内に入らないようにしました。児童は、放送や担任の指示を聞いて素早く教室に避難していました。また、教職員同士でトランシーバーを活用し、各教室にいる児童の安全確認の情報共有が迅速にできるようにしています。
原子力災害が発生した際には、場合によって、渡波地区在住の方は大崎市に避難することになっています。ご家庭でも石巻市広域避難計画を確認していただければと思います。
11月19日(火)に本校校庭を会場に、持久走記録会を行いました。2時間目に5、6年生、3時間目に1、2年生、4時間目に3、4年生が実施しました。
走る距離は低学年が800m、中学年が1000m、高学年が1200mです。
校庭で試走を始めた際には、序盤にペースを上げすぎて後半に体力がもたずペースダウンしてしまったり、反対に、慎重にスタートしすぎて余力を残してゴールしてしまったりする様子が見られました。しかし、試走を重ねることで、自分に合ったスピードで走り抜くことができるようになってきました。
迎えた本番では、練習よりも1秒でも良い記録を出そうとどの子も歯を食いしばりながら一生懸命走り抜きました。また、出番を待っていたり、走り終わったりした子が、走っている友達を「頑張れ!」、「もう少しだよ!」と応援したり、走り疲れて止まりそうな友達を励ましながら伴走したりする思いやりのある姿も見られました。
今後も授業などを通じて、引き続き体力作りに取り組んでいきます。
今季一番の冷え込みと言われるほどの寒さでしたが、保護者の皆様の声援が子供たちの大きな力となりました。応援ありがとうございました。
11月14日(木)の業前に委員会活動発表会を行いました。
今回は、広報委員会、健康委員会、安全委員会の3つの委員会が、普段行っている活動について紹介しました。
広報委員会は、放送と掲示の仕事について発表しました。1日3回の校内放送では、朝は一日の主な予定を伝え、昼は給食の際に曲を流し、夕方は安全に下校するよう呼び掛けていること、放送する際には「原稿通りに読むこと」「はっきりと読むこと」などに気を付けていることをスライドで紹介しました。また、正門前にある行事予定を毎月作成し掲示していることも紹介しました。
健康委員会は、衛生と健康に関する仕事について発表しました。ハンドソープや消毒液の補充をしていることを紹介し、ハンドソープはワンプッシュで使うことや、衛生面での理由からトイレをきれいに使うことを全校児童に呼び掛けました。また、コーラ500mlに角砂糖が16個入っていることをクイズ形式で紹介し、ジュースの飲み過ぎに注意するよう呼び掛けました。
安全委員会は、安全に関する仕事について発表し、校舎の安全点検や安全を啓発するポスター作りをしていることを紹介しました。4年生からどんなポスターを作っているのかについてあらかじめ質問があったため、みんなが安全に過ごせるよう「廊下は走らない」などのポスターを作っていることを、クイズ形式で紹介しました。
教頭からは「5・6年生が何のために活動しているのかを1~4年生には考えてほしい。そして5・6年生はこれからも今まで通り一生懸命活動してほしい。」と話があり、各学級で委員会活動の目的について考えました。
11月18日(月)に、第5学年PTA行事で「親子で記念に残る物作り」をテーマに「万年カレンダー」を作りました。
始めに、カレンダー部分となる4つのサイコロ型の木材に、カラーペンや名前ペンで月や日にち、曜日を書き入れました。日付を書く木材の1つは、6をひっくり返して9に見えるようにする面があり、子供たちは友達やうちの人と見え方を調整しながら、真剣に書いていました。
次に、飾りの板にシールを貼ったり、好きなイラストや言葉をかいたりしました。シールの貼り方や色の塗り方など、各所に作った人のこだわりが見られました。
最後に、カレンダーを置く台を装飾しました。この台は写真立てとペン立てになっていて、完成後、早速写真を入れたりペンやはさみを立てたりして使用する様子が見られました。どの作品も、思い出に残る仕上がりになりました。
今回の学年PTA行事では、学年委員長さんを中心に学年委員の皆さんで計画や準備をしていただきました。ご協力ありがとうございました。
11月13日(水)、第2学年PTA行事で親子レクリエーションを行いました。
学年委員長さんの「この行事を通して、子供と協力して運動することや、保護者同士の交流を楽しみましょう。」という挨拶から学年PTA行事が始まりました。
種目は、二人三脚と風船運びを行いました。二人三脚の1回戦目では、足がもつれてしまうペアが多かったですが、2回戦目では、足を出すタイミングが合ってきて、走る速度が上がっていました。風船運びでは、最初は「これは簡単だよ。」と話している子供もいましたが、いざ挑戦してみると、風船が新聞紙からふわふわと飛んでいってしまうため、運ぶのが難しかったようです。親子で協力して運び、ゴールした時は笑顔になっていました。
どちらの種目も親子で息を合わせて取り組んでいて、「いち、に!いち、に!」と声を掛け合ったり、声援をあげたりして、大盛り上がりの行事となりました。
これまで、学年委員さんを中心に計画や準備をしていただきました。ご協力ありがとうございました。
11月11日(月)、火災想定避難訓練を行いました。
今回は、家庭科室から出火したという想定で訓練を行いました。子供たちは、放送や担任の指示を聞くと防災頭巾をかぶって素早く廊下に整列し、ハンカチで口を覆って「お・は・し・も(押さない、走らない、しゃべらない、戻らない)」の約束を守って校庭に避難することができました。また、教職員がトランシーバーを活用して火災発生の情報を伝達・共有したり、避難経路を複数想定して状況に応じた避難ができるようにしたりし、実践的な訓練を行っています。
訓練後の全体会では、校長から、実際に見たことがある火事が大変恐ろしい様子であったこと、全国で多くの火事が起きていてけがをしたり亡くなったりする人もたくさんいるため、自分の命を守る訓練に真剣に取り組まなければならないというお話がありました。子供たちは校長の方をしっかりと見ながら真剣にお話を聞いていました。
安全担当からは、煙の怖さ、火事を起こさないようにするために火遊びをしないことや暖房器具の近くに燃えやすい物を置かないことについて話がありました。
すでに、空気が乾燥したり暖房器具を使う機会が増えたりする季節に差し掛かっています。ご家庭でも、火災予防のためにどのようなことに気を付ければよいのか話し合っていただければと思います。
11月8日(金)にBFC活動の一環で、石巻東消防署を見学しました。BFCとは、Boys and Girls Fire Fighter Clubの略で、防火や防災の知識を身に付けることをめあてとした活動です。
子供たちは消防士の方から、消防車の設備について説明を聞いたり、消防士が実際に着ている防火服を着せてもらったり、濃煙道体験を行ったりしました。消防車についての説明を聞いて、短時間で火を消すことができるようにたくさんのホースが積んであることや、消火活動の妨げになる木やシャッターを取り除くことができる機械を積んでいることを知りました。
防火服の着衣体験では、全員が酸素ボンベも背負い、その重さや防火服がきれいに並べてあることに気付きました。消防士は日頃から重い防火服や酸素ボンベを背負ってでも素早く動くことができるように訓練をしたり、防火服をきれいに並べていることで、いち早く火事の現場に出動できるようにしていたりすることが分かりました。また、濃煙道体験では、姿勢を低くして建物の中を移動すると、煙を吸い込まずに避難できるということを身をもって体験することができました。
今回のBFC活動を通して、学校での避難訓練の意欲や家庭での防火意識を高めることができました。
11月7日(木)に総合的な学習の時間で、地域のまち歩きをしました。
6年生は総合的な学習の時間で、地域の復興や防災について学習しています。これまで、地域の方の話を聞いたり、自分たちで調べ学習をしたりしたことで、渡波地区は、大地震発生時に4m以上の津波の到達が想定されていることを知りました。このことから子供たちは、地震や津波発生時安全に避難するためには、地域の避難場所や避難するときに危険な場所などを知っておく必要があると考えました。
そこで、榎壇地区、黄金浜地区、渡波東地区、旭ケ浦・新成地区に分かれて班ごとに地域を回り、手元にあるハザードマップを見ながら浸水区域を調べたり、避難場所で行政区長の方から震災当時のお話を聞いたりしました。また、復興住宅や津波避難タワーなどの避難場所の位置や屋上階への経路の確認、その場所で備蓄されているものについても調べることができました。
今後はまち歩きをして分かったことを多くの方々に発信して命を守る行動につなげられるよう、復興・防災マップを作成していきます。
11月6日(水)に、5年生を対象とした消費者講演会「弁護士による消費者出前授業~契約って何だろう~」を行いました。
仙台弁護士会の男澤拓先生に、契約やインターネットトラブルなど、今後、買い物で失敗しないために気を付けることをパワーポイントのスライドで分かりやすく示したり、実際にあった事例を紹介したりしながら教えてもらいました。
自分たちの買い物の失敗談を友達と共有し、契約の解除はどんな時にできるかを考えて、充実した学習になりました。講演会の後、家に帰って話題にし、家族も自分も気を付けたいと話す子供たちの姿が見られました。
11月6日(水)、朝会を行いました。
今回の校長先生の話は、「いじめ」についてでした。
いじめは、人として絶対に許されない行為であり、相手が立ち直れなくなるくらいつらい思いをさせる行為であることや、いじめをした人は時間がたつと忘れるかもしれないがいじめをされた人は何年何十年たっても忘れないこと、いじめをする人は人から信じてもらえなくなり、困ったときに支えてくれる人がいなくなることを、校長先生の体験談を交えながら子供たちに話しました。
そして、人を悲しませたり困らせたりしない大人になれるよう、自分で考え勉強してほしい、渡波小学校からいじめをなくしてさらにいい渡波小学校を目指して頑張っていきましょうと締めくくりました。
子供たちは、校長先生の話を真剣な表情で聞いていました。
渡波小学校では、毎月児童の生活アンケートを行ったり、毎週各学級でいじめについて考えさせる説話を行ったりしています。今後もいじめ防止の指導を全教職員で続けていきます。
11/2(土)、石巻市総合防災訓練が行われました。
本校では、防災無線に合わせてシェイクアウト訓練と地震・津波想定避難訓練を行いました。同時に、保護者の方や地域の方が外階段を使って屋上に避難する訓練が行われました。
その後、各学年で防災学習を行いました。低学年は、新聞スリッパや紙コップ、ビニールポンチョ作り、中学年はゲストティーチャーの方から震災についての講話を聞いた後で防災かるた作り、高学年は防災グッズについての講話を聞き、段ボールベッド作りやパーテーション設営体験を行いました。
子供たちは、一生懸命に新聞スリッパやポンチョ作りをしたり、もし災害が起きた時はどう避難すればいいか、どんなものを準備しておいたらよいかを考えたりしながら、防災学習に取り組みました。
また、学校運営協議会の方々のご協力で震災に関するパネル展示を行い、児童や保護者の方、地域の方が見学していました。
学校運営協議会の方々や石巻市防災士協議会の方々、石巻震災伝承の会の方のご協力で充実した取組となりました。ありがとうございました。