「生活時間に関するオンライン調査」調査速報
「生活時間に関するオンライン調査」調査速報
こちらの調査は、2023年2月10日に「基本調査」を実施し、495名の方よりご回答をいただきました。そのうち、2月中旬実施の「リアルタイム調査」のご案内をお送りすることをご承諾いただいた389名の方に、2023年2月22日(火)、2月25日(土)、2月26日(日)のいずれか1日のうち、午前10時から午後9時のあいだに3回オンライン調査のご案内を差し上げました。「リアルタイム調査」には321名の方にご協力をいただきました。ご協力くださったみなさまには、深く感謝申し上げます。
今後、より専門的な分析結果を学会報告、論文等の形で発信してまいります。それに先立ち、本調査の速報的結果をこちらのページでご紹介いたします。
引き続き、生活時間に関する研究プロジェクトを進めてまいりますので、ご関心をお持ちくださいますと幸いです。
2023年5月1日
石田賢示
東京大学社会科学研究所
自由時間の状況などに加え、この調査ではこちらのグラフに示した通り6つのことがらについて、時間を増やしたいかどうかを尋ねています。グラフの数値がプラスの方向に大きいほど時間を増やしたい方が多いことを意味し、マイナスの方向に大きいほど減らしたい方が多いことを意味しています。
仕事、家事の時間については、ほかの活動と比べると少なくとも増やしたいと考えている方はあまりいないようです。26歳から35歳の回答者では、仕事の時間を減らしたいと考えている方が相対的に多いようです。また、36歳から45歳の女性では、家事の時間を減らしたいと考えている方が他のグループよりも若干多いようです。
また、友人と過ごす時間、余暇時間、睡眠時間はいずれのグループでも多くの方が増やしたいと考えているようです。家族との時間については、26歳から35歳の回答者のほうがより増やしたいと考える傾向にあるようです。