経営理念
・当社の経営理念は、「経済原理と真理の融合」です。
システム間のインターフェース = 人と人のつながり
・技術的なコンサルティングでも問題解決が主要な業務です。
・様々な顧客ニーズに応えるべく、システム構築の提案を行ってきました。
・システムは、自分が担当する機器だけが正常動作しても、他の機器との接続がうまくいかないと
適切に動作しません。
・これをインターフェースといいますが、機器同士の設定が適切になるポイントが重要です。
・さらに、いろいろな部署の人たちと仕事をする中で、機器間のインターフェースも大切だけれども、
人と人のつながりが欠かせないことに気づきました。
担当者の成長が不可欠
・仕事は一人だけでやっているわけではありません。
・自分の分の仕事ができたとしても、他の人の仕事が終わらなければ、
トータルとして仕事が終わりません。
・担当者のレベルにも左右されることがあります。
・こういうことを何度も体験しているうちに、人が成長するように導くという観点を
身につけることができました。
起業の思い
・あるシステムの不具合が発生したとき、「原因はこれじゃないの?」と示したところ、 関係者は理解しませんでした。
・そのとき、「あれ?」と思ったのです。「どうしてわからないのかな?」と。
・その状況下においては、考えられる原因はそれしかない。
・ところが、他の人はそれに気づかない。
・そのときに、思い出しました。
・こういうことが、たびたび起きていたのです。
・そういえば、あのときも、あのときも。
・気にしなかったために、流していたのです。
・もしこれが才能だとしたら、この才能を一番必要とする人は誰だろうか? と考えました。
・会社で一番難しい問題に取り組んでいるのは社長だろう。
・だったら、社長の問題解決の支援をするようにしようと思ったのです。
・これが起業することになったきっかけです。
変わりゆく世の中で、変わらないものがある
・対象業務を真理経営に定めたのには、理由があります。
・子どもの頃、社会の授業で聖徳太子の17条の憲法を習ったときのことです。
・最初に「和をもって尊しとなせ」とありました。
・ちょうどそのとき、教壇の黒板の上に「和」という大きな文字が飾ってあったのです。
・それを見て、「人間は1400年経っても変わらないんだ」と感じました。
・生活様式は変わり、技術は進歩し、豊かになったかに見えるのに、人間そのものは変わっていない。
・移り変わるこの社会の中で、進歩し変わり続けるものと、まったく変わらないものがあるんだ。
・そう気づきました。
経済社会の中で追求すべきものがある
・現代社会は、貨幣経済社会です。
・この枠組みの中から逃れ出ることはできません。
・会社があって、そこで働く人がいる。
・会社は、商品やサービスを提供して、お客様に買って頂くことでのみ存続できます。
・働く人は、会社と運命をともにし、発展繁栄を目指しています。
・会社を中心として、お客様、従業員、経営者、資本家、公務員、さまざまな人が関わっています。
・このときに、会社のみの繁栄追求ではなく、お客様も、従業員も、経営者も、社会も、
関わるすべての人が繁栄をする社会を作り上げるにはどうすればよいのか。
・その適切な、正しい姿をこそ追求することが大切なのではないか。
・そう考えたのです。
ユートピア経済学
・そのために必要なものは何か。
・それは理念であり、スキルであり、問題解決力であり、実際の行動です。
・その実現を目指し、研究し、実践していく会社としました。
・この実現をする経営のあり方、それをユートピア経済学として研究していくことにしました。