Lightbridge/OcuSync

投稿日: May 09, 2018 1:25:13 AM

技適取得仕様 Lightbridge2 は2020年現在 製造販売を中止しております

Lightbridge2 送信器の Firmware アップグレード / ダウングレード 方法

上写真 DJI GO アプリのメイン画面において、右上端を押し続けます。

「アカデミー DJIストア GEO Zones」が表示されますが、それらを表示した状態で

メイン画面の右上端を長押し続けます。すると隠し画面に入れます。

DJI GO 操縦画面でも Firmware アップデートはできますが、ダウンはできません。

この隠し画面では、任意の Firmware バージョンを選択することができます。

Lightbridge/OcuSync は、DJI ドローンに搭載されているDJI 独自規格の動画伝送

システムです。安価なドローンでは Wifi による動画伝送を利用しています。

(DJI では Spark、廉価版 PHANTOM 3 Standard など)DJI SDKでの情報

伝送周波数は、2.4 GHz/5.8 GHz 日本国内は電波法の関係より2.4GHzのみ利用が

可能です。出力も弱められており伝送距離は4km とFCC(アメリカ)よりも短い

距離となっています。 総務省_ドローン等に用いられる無線設備について

DJI ドローンではGPSから取得される国コードに基き 5.8GHzの使用が制限されて

いる地域かどうかを判断します。

Lightbridge

Lightbridge には、Lightbridge 1、Lightbridge 2 があり。

Lightbridge 2 地上側は、送信器と一体化

Lightbridgeは、特に2.4GHz帯の長距離、頑丈な空中通信のためにDJIによって開発され

リモートコントローラと航空機の間のリンクとして使用されています。

Lightbridgeには8つの選択可能なチャンネルがあります。チャネルの選択は、手作業で

行うことも、ラジオに任せて、干渉が最も少ないチャネルを特定することもできます。

データレートとチャネル品質を測定して、チャネルのパフォーマンスを把握できます。

Lightbridgeワイヤレスリンクを備えたリモコンには、セカンダリビデオポートもあります。

このポートを使用して、ライブストリームをHDMIまたはSDI形式で外部デバイスに送信

することができます。

Lightbridge では Dual Operator 対応 オペレーター2名による操縦が可

Lightbridge 2 映像伝送の遅延テスト

Lightbridge 1 地上側は、送信器とは別の装置

日本国内では2.4GHzに限定された Lightbridge Wifiに比べて広い帯域を専有しており

独特の波形が Wifi アナライザーによって見てとれます。

時間ごとの波形変化も他Wifi とは違った挙動をします。

OcuSync

OcuSync(オキュシンク)は、Mavic Pro、Mavic Pro Platinum、Phantom4Pro V2.0

(2018.05 現在)に搭載されており、Lightbridge に比べ OcuSyncではより安定した

動画伝送を行なうことができます。

OcuSyncは、より効果的なデジタル圧縮およびチャネル伝送技術を使用して、強い

電波干渉のある環境でもHDビデオを確実に伝送できるようにします。従来のアナログ

伝送と比較して、OcuSyncはカラーキャスト、静的干渉、ちらつき、またはアナログ

伝送に関連するその他の問題なしに、4倍から10倍の品質に相当する720pおよび1080p

でビデオを伝送できます。

海外でのみ発売の DJI OcuSync Air System はFPVカメラと 5.8GHz通信が可

OCUSYNC 伝送システムを使用して DJI Gogglesと無線接続できます。

他の通信方式では有線による接続となります。

PHANTOM 4PRO V2.0シリーズの仕様について 2018/05 現在の情報

現時点では「DJI Goggles RE」という日本では未発売の製品にのみ無線接続の対応と

なっています。日本で発売中の「DJI Goggles」には無線対応しておらず、今後DJI

Gogglesに無線対応する可能性がありますが、時期は未定とのことです。

※2016/12/1現在のDJI側から開示されている MAVIC PRO の情報より

    • OcuSync動画伝送システムの主なメリット:電波干渉に強く、優れた伝送処理能力を備えたOcuSyncの伝送距離は最大4km。近距離範囲内では1080pの解像度で動画のストリームが可能で、ダウンロード速度 40MB /秒で写真や動画をダウンロード

    • OcuSyncを介して伝送されるライブビューの解像度:近距離伝送では1080p/30fps、長距離伝送では720p/60fps

    • OcuSyncの伝送遅延:Mavicカメラからスマートフォンのディスプレイへの伝送遅延は、理想的な使用条件下で160ミリ秒

    • Mavicを送信機で操作する場合と、Wi-Fiを介してスマートフォンで操作する場合の違い:Mavic PROではOcuSync伝送技術を採用して伝送距離は電波干渉のないエリアでは最大4kmまで。スマートフォンをWi-Fiに接続して使用する場合、操作可能な距離は80m、その際の最大高度は50m

ドローン操縦の落とし穴?!DJI動画伝送システムOcuSyncがP4P(LightBridge)に与える電波干渉