小さなやかんと大きなやかん

「昨日まで、ふうふう言ってたのに…。」

子どもの回復力ってすごいですよね。でも反対に、

「さっきまで元気だったのに…。」

ということもありますね。

つまり、子どもはよくなるのも早く悪くなるのも早いといいます。

例えると小さなやかんということになります。

反対に大人は大きなやかんですね。

大きなやかんは、熱くなるまで時間がかかります。

が、反対にさめるのにも時間がかかります。

病気になるのも抵抗力もありますから、徐徐に悪化することが多いですよね。

そして、一度なってしまうとなかなか治らない。

風邪ひとつとっても、いつまでも鼻がぐすぐすしていてすっきりしないなんていうことがありますよね。

これに対して、子どもは小さなやかんですから、さめるのは早いですが、その分、熱くなるのも早いです。

つまり「治るのが早い分、悪化するのも早い」です。

昼間は元気だったのにということもあります。

小さな変化が見られ始めた時にそこからその変化がどうなっていくのか。

変わらなければよいのでしょうが、悪くなり始めたら、すぐに悪くなっていくことを予想していたほうがよいのかもしれませんね。