小学校の体力3つ
先日、さいパパ オートキャンプ入門に行ったとき、あるママさんと話をしていて、一生懸命メモされていたので、これは必要な情報化と思ったのでアップします。
よく、英才教育のような感じで小さいうちからスポーツをさせている事があります。
確かにその選手のみを目指すのならよいのかもしれません。
これについては賛否両論ありますが、私がいつも意識にあるのは、モントリオールで7個の金メダルを取ったマーク・スピッツさんが、これから大学に戻って医学の勉強を「続けます。」と語ったことでした。
日本はその競技者でなくなると、芸能関係かその時点で一からやり直すことになる人が多くみられるように思います。
スポーツで進学した人たちの中には、大学の宣伝塔で学問にはほとんど無関係な人が結構いるものだと聞いたこともあります。
ある意味「つぶしがきかない」ということでしょう。
何か1つひいでた事を持つこと「これには自信があります」と言えるものを持つことは望ましいと思います。
ただ、文武両道ではないですが、それ以外の事もできるのはさらによいのではないでしょうか。
閑話休題。
さて、話題になったのはこのようなことではありません。
小学校時代に運動面、身体面から考えてどの様なことが期待されるかです。
バランス性(平衡感覚)、柔軟性、持久力の3つ。
この3つは、小学生の時に身につけておくことが望ましいと言われます。
① バランス性(平衡感覚)
歌手として有名なさだまさしさんが「翔べイカロスの翼(主題歌は、さだまさしさんの「道化師のソネット」」という映画に出演して、ピエロの役を演じました。
その中で、一輪車に乗る場面があり、猛特訓したという逸話があります。
彼は、両側の股が擦り切れるほど毎日練習して、1か月もかかったそうですが、小学生を見ているとこれほど練習はしていなくても結構簡単に一輪車に乗れるようになります。
同様に小さいうちに自転車に乗れるようになった人は、相当長い間自転車に乗らなくてもちょっと乗っただけで乗れるようになるものです。
このようなことからも分かるように平衡感覚を小学生の内に身につけておくことは大切と言えます。
② 柔軟性
中学、高校時代にスポーツでならした人もひともいると思いますが、体が硬く柔軟が気使った覚えのある方もいるでしょう。
でも、赤ちゃんを見てください。
座っている状態から、またわりのような形を通してはいはいを始めることはありませんか。
みなさん、このように柔らかかったものが、中学高校ぐらいまでに、硬くなってしまったのです。
小学生時代に柔らかい状態にしておき、高校生ぐらいまでになるとこれから硬くなることはあまりありません。
中学時代の体操部だった人はいまだに身体は軟らかくないでしょうか。
③ 持久力
心肺機能は、小学生時代にその根本が出来上がるようです。
もちろん、これについては中学高校でさらに伸びることが期待されます。
私自身も、小学校1年生の時に100人ほどの中で、60番台だったものが、運動をあまりしなかったためか、6年生では40人中30番台後半でした。
しかし、中学で部活に入ると200人中190番台から最終的には60番台まで上がりました。
教え子の中に持久走で今もがんばっている子がいます。
この子は低学年の頃から、鬼ごっこなど走る遊びが好きで、業間も昼休みも外で走り回っていました。
それもあって心肺機能が高まったのでしょう。
今は、実業団で長距離を走っています。
余談ですが、よく、小学校の朝マラソンで3分間走というのがあります。なぜ3分間なのでしょうか。
これは、3分間走ると、脈拍、呼吸数ともに最高点に達するという統計をもとに決められています。
このようにこれら3点は小学生時代に身につけておくことが大切と言われています。
小学校に上がりましたら、このような運動を遊び感覚で一緒にしてあげるとよいかもしれませんね。