予測不能な仕事
話しているうちに
仕事にはストレスは無いけど自分の人生にはストレスあるような話をした。
仕事で疲れる事は毎日である。
東芝テックの子会社にいた頃は
予測不可能な
仕事の先が見えないストレスがあった。
今は納期があってそのための手作業なので
納期まで計算できればストレスは無い。
私の場合真剣になるのとストレスの因果関係は無いように思う。
なんか真剣だから楽しんでいる所もあるので
むしろ真剣になってやっているのに
予測不可能な方が不安である。
だけど科学とか物理とかパソコンとかITとかは
そんな予測不可能をふきとばす世界である。
大体妥当かどうか判断できる世界である。
なのに不安だったという事は
まだ未発達な世界だったのかもしれない。
私の学生時代はブラックホールの研究もそういう意味でまだまだ未発達だった。
修士生だった頃はビックバン元素合成のプログラムを扱い
標準理論も存在していた。
そういう意味で論理的に考える要素がたくさんあった。
最初の頃は
神にたてつくようで恐ろしかったけれど
段々人間として妥当な理論だと思えた。
私としては
標準理論化できれば人間として妥当だと思えるのが
標準理論の美しい所だと思う。
そこまで人間が出来うるのかどうかというのが
その世界の大事な部分のように思う。
//2015/01/21
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