いびき

❐危険ないびき

・音がたびたび止まるいびき

・大いびきや長いいびき

・子供のいびき

いびきの弊害(1-11)

1. 周囲の人に迷惑をかける

2. 睡眠できず頭がすっきりしない

3. 集中力がなく意欲が減退する

4. 物覚えが悪くなり、忘れっぽくなる

5. 急激な眠気に襲われる

6. 血液や脳が酸素不足になる

7. 循環器障害、特に高血圧症になりやすい

8. 心不全や心筋梗塞など心臓疾患になりやすい

9. 糖尿病を誘発しやすい

10. 脳梗塞や脳卒中になりやすい

11. 精力が減退し、男性は不能になりやすい

「いびきはコワイ」 中川健三 著 より

※中川健三先生は、いびき治療において日本の権威であり、東京医科歯科大学の大先輩です。後で紹介するスリープスプリントの発案者でもあります。余談ですが、私は、以前中川先生のクリニックで矯正歯科治療を専門に担当させていただきました。いびきについてや治療装置のスリープスプリントの開発秘話など、この分野に関して様々なことを教えていただきました。

❐睡眠時無呼吸症候群:Sleep Apnea Syndrom (SAS)

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に呼吸数が数十秒間も止まることがひと晩に何回も繰り返し、そのたびに大いびきをかくもの。「ひと晩7時間の睡眠中に10秒以上の無呼吸が30回以上認められるか、あるいは1時間あたりの睡眠中に10秒以上の無呼吸が5回以上あるもの」と定義されています。定義では、10秒以上となっていますが実際の患者さんでは、 通常20~30秒くらい、ひどい場合には2分近く続く方もいらっしゃいます。また、30回どころかひと晩に何百回と無呼吸を繰り返す場合もあります。

◇睡眠時無呼吸症候群の分類◇

・中枢型睡眠時無呼吸症候群

・閉塞型睡眠時無呼吸症候群

・混合型睡眠時無呼吸症候群

詳しい説明を現在作成中です。

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