奇跡の家
奇跡の家 1 寝たきりからお掃除するまでに
華子おかあさん、柚の木福祉会ではない特別養護老人ホームに入所されていました。
入所して1カ月経つと、家では歩いていたのに、寝たきりに。話しかけても返事なし。目はうつろ。
娘さんは「こんなのお母さんじゃない」と言い、家に連れて帰りました。
しかし、ご自宅でも寝たきり生活。テレビをつけていても見ているのか、いないのか・・・
見かねた娘さんは「みんなの家ゆず」に相談に来てくれました。
日中「みんなの家ゆず」に通うようになると、1週間ほどでベッドから起き上がるようになりました。
そしてなんと、自分で歩くようになったのです。
さらに「みんなの家ゆず」の掃除も手伝ってくれるまでになりました。
みんなで話しながら笑顔がこぼれます。表情もとても豊かです。
やはり住み慣れた自宅で過ごせるって素晴らしい!
奇跡の家 2 死にたいから死にたくないへ
舞さんはご主人に先立たれて独りぼっち。お子さんご家族は遠方。
スタッフが家を訪問すると、口を開くたびに「生きてる意味がない」「死にたい」と。何度も何度も。
定期的に家を訪問し、舞さんのお手伝いをしていきました。
そうして徐々にご主人のこと、お子さんのことなど、舞さんの大切な思い出をたくさん話してくださるようになりました。
すると舞さんは変わりました。
なかなか動かなかった舞さんが、ご自分でできることを少しずつ見つけるようになったのです。
毎日の訪問によって、舞さんの時計の針は進み始めたようでした。
訪問を始めてずいぶん経った頃、口癖は変わりました。「”死にたい”なんて思わない」「今はもっとたくさん生きてやろうと思う」と。
大切な家族と過ごした、大切な自宅を自分が守っている! そんな気持ちが”もっと生きていこう!”の力になったのでしょう。
舞さん、素晴らしい!
奇跡の家 3 自宅から旅立ち
皆様は人生の最期をどこで過ごされたいですか?
病院?施設?それとも自宅ですか?
私たちが訪問すると、利用者様がご自宅で亡くなっておられた、ということが何度かありました。
とても驚き、非常に悲しく、救えなかったという何とも言えない気持ちになってしまいます。
しかし、ご家族の方は口をそろえて言われます。
「大好きな家で最期を迎えられてよかったです。最後の最後まで一緒にいられて幸せでした。みんなの家ゆずさんにはとてもお世話になりました。ありがとうございます」
やはりご自分の慣れ親しんだご自宅でご家族と共に生きられたのは、今の社会の中ではとても幸せなことでもあるように思えます。
みんなの家ゆずでは、看取りについても
「人生の最期をどのように暮らしていただくか」
その方を取り巻く方々と一緒に考え、
その人らしく最期を迎えることができるように寄り添っていきます。
住み慣れたご自宅で、どの人にも訪れる看取りのお手伝いを、私たち「みんなの家ゆず」スタッフがさせていただきたいと思います。
ご見学はいつでも。どなたでも。
日 時:いつでも承ります!ご連絡ください
内 容:介護に悩むまえに!
寝たきりになる前に!
皆様からのご質問やご相談にお答えします!
対 象:どなたでもWELCOME