製品・サービス開発志向に関連した研究成果を以下に紹介します。
プラットフォームエコシステムの環境が、参加する企業の深化・探索的行動の変化と、それらの成果にどのように関連するかを分析し、特定のパターンを発見しました。中程度の独自性と高い開放性が、エコシステムの発展には望ましいことを示唆しています。
Inoue Y. 2021. “Indirect innovation management by platform ecosystem governance and positioning: Toward collective ambidexterity in the ecosystems.” Technological Forecasting and Social Change, 166,120652. [PDF (official website, open access)]
プラットフォームエコシステムの拡大と持続のためには、初期に既存ブランドを活用して消費者を誘引し、その後その割合を低下させて新規ブランド開発の場を設けることが重要であることを、分析結果から示唆しました。
井上祐樹, 辻本将晴. 2016. “プラットフォームエコシステムの世代発展における既存ブランド活用の影響.” BMAジャーナル, 16(2), pp. 44–56. [PDF (official website, open access)]