2014~17年:南部アフリカ乾燥冷害地域におけるバイオエネルギー生産のシステム開発
現在,世界のエネルギー消費における石油など化石燃料への依存は非常に高い状況です。
化石燃料は有限であり,その利用は温室効果ガスCO2を排出します。
そこで,化石燃料との代替利用が可能であり,排出するCO2は事前に固定したものであるバイオ燃料の期待が高まっています。
中でも,降水量の少ない地域では,乾燥に強く,食料生産と競合しないバイオ燃料植物として,非可食植物ヤトロファに注目が集まっています。
これまで,非産油国であり,南部アフリカ半乾燥地域に位置するボツワナにおいて,森林伐採の抑制にも寄与する,ヤトロファバイオエネルギー生産のシステム開発について研究活動を行ってきました。
ここでは,代表的研究成果(1),(2)を紹介します。
(1) バイオ燃料植物ヤトロファの生理特性の把握(詳細はこちらをクリック )
(2) ヤトロファのバイオマス生産に関する環境影響評価(詳細はこちらをクリック)
スイカの原産地ボツワナでは,日本にはないスイカがあります。
こちら中身は黄緑色で,味はスイカとメロンの中間のようでした。
アヒルもスイカを食べていました。
※人間の食べ残しを与えられていました。