UAS測量調査協議会(通称:ユー・アス、代表幹事:青木敏隆、所在地:全測連内)は、測量業界にて活動する下記の3団体により、小型のUAV(無人航空機)とその運用システム(これらを総称して「UAS:無人飛行システム」と呼ぶ)を用いた測量調査に関連する業務の発展を促進することを目的とし、2016年3月31日に設立された任意団体です。
ユー・アスは、UAVの安全運航、利用活用、技術開発等に対して測量業界が一体となって取り組むための検討の場を設けるとともに、国土地理院をはじめとする行政機関の窓口としての役割を果たそうとするものです。活動結果の内容に応じては専門とする構成団体が役割を担います。
ユー・アス設立に当たっては、次の団体による構成で活動を開始し、UAVを取り巻く社会状況やUASを用いた測量調査に関連する業務の発展状況を踏まえながら、構成する団体を見直していく予定です。また、2年毎に活動継続するか否かを見直します。
■構成団体
一般社団法人 全国測量設計業協会連合会(会長:野瀬 操、通称:全測連)
公益社団法人 日本測量協会(会長:清水 英範、通称:日測協)
公益財団法人 日本測量調査技術協会(会長:岡部 篤行、通称:測技協)
ユー・アスの活動は、「小型無人機に関する関係府省庁連絡会議」における「小型無人機に係る環境整備に向けた官民協議会」及び「小型無人機のさらなる安全確保のための制度設計に関する分科会」の検討を踏まえています。
全測連の会員構成員および測技協の会員企業が測量調査を目的として保有するUAVと事故情報のデータベース化(機種、センサ、処理ソフト、技量、事故原因)を行う。
安全確保のための制度設計を行い、改正航空法をはじめとする関連する法律の遵守、事故防止の促進、および万が一の場合の情報発信等を行う。
測量調査ならびに周辺分野における利活用事例・特性を情報収集するとともに課題を共有し、新たな事業創出につなげる。
安全運航に関わる諸機能に対する知識や技能の習得を支援する。
* UAS測量調査協議会 規約