一般社団法人UAS多用推進技術会(略称:UMTAアムタ)殿で、万全の安全対策の基、UAVの衝突実験を行い、機体の墜落と破壊された部品の飛散状況を調査されました。その結果を納めたビデオを当協議会にご提供頂いたので、アムタ殿の了承の上、公開します。
UAVの衝突実験では、次の二つの状況に対して調査されている。
① 建物などの壁面を想定した衝突
② 電線などの架線を想定した接触
実験では、上空20mに設置した鉄板あるいはワイヤにUAVを衝突させ、UAVの落下の状況を動画に記録するとともに、UAVの破壊状況、UAV本体及び破壊された部品の飛散状況を確認している。
壁面を想定した衝突では、DJI社製Phantom2を使用し、15m/sの速度で鉄板に衝突させた結果、飛行方向に対して6方向5m地点に羽根1枚と本体、バッテリーが破断された状態で落下している。
架線を想定した接触では、サイトテック社製DOKAHELIを使用し、15m/sの速度でワイヤに接触させた結果、飛行方向の前方0時の方向、10m地点に羽根4枚と本体、バッテリーが落下した衝撃で飛び出した。
本実験に対する問い合わせ先は、次のとおりです。
一般社団法人 UAS多用推進技術会 (http://www.umta.jp)
兵庫県明石市東野町1917-1 C-2
TEL 078-915-1720 E-Mail office@umta.jp