スウェーデンは、世界有数の鉄鉱石生産国です。
北部に位置するキルナ鉱山で生産されるスウェーデン鋼は、包丁や剃刀に使用される最硬ランク鉄鋼として、日本の職人からも愛用されています。
現在でも、国営企業LKAB社が70,000(ton/日)という規模でキルナ鉱山で採掘を進めています。スウェーデンという国家全体が、採掘技術に注力しています。
弊社は毎年スウェーデンに訪問して、トンネル現場視察や現地メーカー・ユーザーとの情報交換を実施して、トンネル掘削技術を磨いています。
Epiroc社は、採掘技術の開発が盛んに行なわれているスウェーデンの一大企業です。
トンネル掘削技術の効率化を日夜研鑽しており、その技術力は疑いようもなく世界最先端です。
フルオート削孔
バッテリー
無人・遠隔重機
弊社は、Epiroc社の前身であるAtlas Copco社の時代から、最先端トンネル重機の日本導入を支えてきました。
現在は、国内最多20台を超えるコンピュータ重機を販売・リース運用して、日本でのトンネル工事の安全性・施工性を追求するお役様を支えております。
海外製の重機は優れた最新技術である一方で、そのまま輸入してきても、日本におけるトンネル工事の特殊な地質・施工条件では能力を発揮できません。
エンジン仕様のローカライズ、削孔プログラムのアップグレード、削孔アタッチメントのカスタマイズといった切り口で、お客様のトンネル重機を最適化させています。
また、弊社では、独自の日本専用アタッチメントの開発研究も進めており、和洋折衷ジャンボを数多く生み出しています。
弊社は、海外のダム・トンネル工事にも多く関わっており、現在も、遠いネパールの地で弊社駐在員が技術サポートに従事しています。
ヨーロッパ企業のEpiroc社のみならず、世界各国のメーカー企業とも強固な協業関係を結んでおり、各社の技術を集約させて、日本ユーザーに提供しています。
アメリカ・カナダ
中国・台湾・韓国
オーストラリア
また、長年の信頼で築いてきた海外ネットワークを活かして、中古機の輸出入もサポートしております。
Epiroc社との長年にわたる技術連携と、弊社独自の実地訓練によって、複雑な最先端コンピュータ重機の運用ノウハウを蓄積させてきました。
弊社は、遠いヨーロッパの地で開発された高度なトンネル重機を正しく操作・運用できる日本オンリーワン企業であると自負しています。
今後も、最先端重機を日本トンネルに導入されるユーザーに向けて、最適な教育トレーニング・プログラムを充実させていきます。
豪快な重機の影で忘れられがちですが、掘削性能を大きく左右しているのは、岩盤とコンタクトしている僅か数mmサイズのロックツールです。
最高の重機が、最良のパフォーマンスを発揮できるよう、弊社では最適なロックツール選定のコンサルティングと研磨サービスを提供しています。
各社メーカーが研究開発してきたロックツールを組み合わせる事で、より大きな掘削効果を発揮できます。