軟膏(なんこう)・クリーム・ローションのちがい
塗り薬の基本は軟膏です。軟膏は刺激が少なく皮膚の保護効果があります。汗などで流れにくく皮膚に留まりやすい性質があります。
クリームはベタツキが少なく皮膚の透過性が高く水で流しやすいのですが、傷口にしみ傷口からにじみ出る透明またはやや黄色っぽい液も吸収しないので傷口には不向きです。
ローションは使用量が少量でよく頭皮や爪など軟膏やクリームが塗りにくい場所に塗りやすい特徴がありますが、やはり傷口には不向きです。
AG薬(エージーやく)は、「オーソライズド・ジェネリック(Authorized Generic)」という種類の薬のことです。簡単に言うともとの薬とまったく同じ成分・作り方で作られた安い薬のことです!
新しい薬は開発にお金がかかるから特許(とっきょ)を取って開発費を回収するけれど、その特許期間が終わったら、他の会社も同じような薬を作れるようになります。それが「ジェネリック医薬品」です。
新薬を作った会社が、「自分たちの薬が売れなくなるので、同じ薬を名前を変えた安いジェネリックとしても売り出そう」と考えて作るのがAG薬です。
だから、
✔ 効果もまったく同じ
✔ 飲み方も同じ
✔ 安心して使える
っていうメリットがあります。