第37

(1992年)

史学科創立50周年記念/橋口倫介先生古稀記念号


〔論文〕

キリシタン版『太平記抜書』に関する覚書 青山英夫


キリシタン時代のゼズスのコンパニア 尾原悟


太平洋戦争下日本軍による捕虜虐待の史的背景に関する一考察―日本における赤十字思想の展開と凋落― 小菅信子


徳山藩膺懲隊関係文書 藤村道生


石中葬について―その一 積石墓― 量博満


唐末、五代「土豪」論 大澤正昭


朴趾源に於ける北学と小中華 山内弘一


東アジア南部民族の構成と文化史的展望―一九九一年度日中学術交流の成果― 白鳥芳郎


「ディオクレティアヌスのキリスト教大迫害」勃発原因をめぐって(一) 豊田浩志


アルクイヌス―古代と中世のキリスト教霊性文化の架け橋― 鈴木宣明


司教としてのリシュリュ―-シャラントンの牧師に対する反駁を中心に― 磯見辰典


教皇ベネディクト十五世の和平工作とドイツ帝国宰相ゲオルク・ミヒャエーリス 中井晶夫


グランモン修道会と十二世紀の福音主義運動 杉崎泰一郎