★
PFAS (有機フッ素化合物)について
日本の対応はもう既に遅れています。市民の健康を守るために、行政として後手にならないよう、先行して取り組んでいくために情報をとり学んでいます。
PFAS(有機フッ素化合物)は、これまで監視体制が整っていなかった化学物質ですが、アメリカの大手企業が開発し、すでに40年前から有害性を認識されており、25年前には訴訟がおこされ、3500件の訴訟。ほとんどが敗訴し、和解もしています。2017年の訴訟の賠償金は約720億円だそうです。
そのデュポン社の関連会社が日本で、PFASを製造していました。(静岡県)
PFASの汚染源 「98%が不明」という状況です。
米軍基地や化学工場周辺だけの問題ではなくなっています。
水道水、市販されているペットボトル飲料水まで検出が報告されています。
測定することが義務化されていなかったため、見えなかったということです
アメリカでは、40年前からPFAS汚染についての健康問題がすでに問題になっていました。
有機フッ素化合物を開発したデュポン社、3M社
2017年デュポン社が訴訟で敗訴したことで、一気に表に出てきたようです。
しかし、日本では、沖縄の米軍基地の問題としては少しニュースになったりもしていましたが、あまり取り上げられることがなくここまで汚染が広がってしまったのではないかとも思っています。要するに周知されていないことが問題です。
昨年の12月世界保健機構(WHO)の国際がん研究機関(IARC)PFOAの健康影響をこれまでの、”恐らく発がん性がある”から二段階あげて”発がん性がある”にしました。
PFOSは、新規追加され発がん性の”可能性がある”に分類されました。
有機フッ素化合物の総称で「PFAS」と呼ばれていますが、その物質は1万種類以上あるとされています。フライパンなどの調理器具や食品の保存容器、衣類、化粧品など様々な日用品に使用されているほか、半導体や泡消火剤、農薬の製造にも使われるなど、非常に幅広い用途で、私たちの生活の一部となっています。主に撥水加工など。
脂質代謝やコレステロール値、子どもが生まれてくる時の体重低下。発育不全 生まれる前に亡くなってしまうなどと関係はありそうだという評価がされています。他にも、ワクチンが効きにくいなどの症例も報告されています。有害かどうかという点は専門家の中で意見が違うところはありますが、少なくとも疫学に関する知見が非常に高まっているそうです。
✅PFASが使われている製品は私たちの身近なものばかりです。撥水加工、フッ素コーテイングされているようなものに含まれている可能性が高いです。
むやみにポイ捨てはしてはいけません。
PFOSは850℃
PFOAは1100℃
PFAS汚染マップ
令和4年度 福島県を抜粋
地下水、河川で4ng/lを超えているところが多いことがわかります。
参考
日本の暫定基準 50ng/l
アメリカの基準値 4ng/ l
PFASは人工的に作られた物質で長く身近な製品にも使われてきました。
有害だとわかっている代表的な物質は既に製造と輸入が禁止されていますが、自然環境では分解されにくく、東広島市のように15年経ってもPFAS汚染が流れてくるのです。これが「永遠の化学物質」と呼ばれているゆえんです。
✅日米地位協定の壁に阻まれ、米軍側が環境に及ぼす事故があったと認めないかぎり、市などが米軍施設で立ち入り調査をするのは難しい。市の担当者は「事故がないと言われている以上、立ち入り調査ができる可能性は低い」という話も関係者から語られています。
実態把握・原因究明をするための動き
住民の血液中から検出されている地域があります。
もちろんこの血液検査は希望者のみなので、測定していない地区の実態も気になります。